1961年7月4日


去る6月19日にクウェートがイギリスとの新協定により独立国となtったが、わずか6日目に、イラクのカセム首相は、クウェートはイラクの一部であるから、これを併合すると宣言した。


このため世界一の石油埋蔵量を誇るクウェートの安全を図るため、イギリスはクウェートに軍隊を派遣し去る2日、クウェートとイラク双方の提訴で、国連安全保障理事会が開かれることになった。


クウェートの人口僅か20数万で、面積も岩手県位しかないが、石油王国であることが、今回の紛争の最大原因であろう。


持てる者の悲劇かもしれない。