僕にだって、好きなやつくらいいるんだよ。
- 窓の灯とおく (幻冬舎ルチル文庫)/一穂 ミチ
￥600 Amazon.co.jp
【 街の灯ひとつ 】(未読)のスピンオフだそうです。
単独で全然OKなお話しでしたがぁ、この裏側で同僚・初鹿野くんのらぶも同時進行してるそうで…うわっ！ヤられたとｗｗ
絶対読まなきゃですわぁ♪♪
【 窓の灯とおく 】 （ ルチル文庫 著：一穂ミチ ill： 穂波ゆきね ）
■□あらすじ□■企業で遺伝子の研究をしている葛井築は、人付き合いの一切をひたすら面倒だと思ってきた。そんな築が通勤電車で、灰谷新と出会う。痴漢に遭っていた高校生を颯爽とかばう新を理解できないと断じた築だが、実は近所住まいだった彼から人懐こく構われ続ける羽目に。新に会ってからというもの、築は己の情動と行動をうまく制御できなくなって……？ 《コミコミさんより》
今作も蚕・DNA・障害・DV・義肢製作…と盛りだくさんの内容が活かされていたと思います！
一穂さんすごいっ!!!
技師製作者・灰谷新（あらた）
顧客であるまどかさん(耳製作中）に片想い。暖かい家族・家庭を求めるものの…その手前の告白すらできず；
×
遺伝子研究者・葛井築（きずき） マンションお向かいさん 二人で新築ｗ
人と関わろうとせず何事も無駄なく過ごす築が、爽やかなイケメン・新と出会い変わっていくのかと思ったら…逆でした。もちろん築も変わりますが…
明るさの下に隠された新の過去や抱えるものが想像以上におっきくて切なかったです。★酒乱の父親のDVにより一滴もお酒が飲めず遺伝してるのでは？と不安で家族が欲しくても前に進めない新に涙。結果オーライだけど←
新に出会い、蚕を飼育することによって少しづつ変わっていった築。
蚕ってなんて切ない生き物なの？←そこ？
恋心を自覚した後、新を想うが故…築ならではの拒絶と後押しがありました。★偽サイトを作り嘘DNA診断をしDVは遺伝しない！と
こんな行動力と深い情があったのか・・と、その健気さが愛おしくなりました。←ちょろ吉
そして、裏表のない築のそばにいることで癒された新。
築視点なので、らぶへの発展がちよつと唐突に思えましたが…その裏では「好きな人へのテーブルの件」もあったりしてもにょることはありませんでしたわぁ。★好きな人(築)の家にテーブルがないから…と築の親の店に下見(買い出し？)に行ってたりｗ
読後に表紙を見るとまたじんわりきます。
こうやって二人はお外の灯りを眺めながら一緒に時を過ごすんでしょうね。
遺伝や遺伝子のお話しは難しかったけど興味深いお話しでした。
そうそう！二人の掛け合いが楽しいです。P220、えち♪前のやりとりとかね。要ちぇーっくｗ( ´艸｀)
＜鍵の音近く＞ 風邪をひいて高熱を出し寝込んだ新のお見舞い＆看病する築。
素っ気ないのに甲斐甲斐しいお世話がツボでした。築可愛いｗｗ
そして、また一つ…鍵の閉まる音が嫌い…新の切ないトラウマがバレちゃいましたが、きっと二人で過ごすことによって解消される日が来ると思いますｗ
で…短い短編だし、あっさりそのまま終わるもんだと思ってたら意外や意外…結構濃厚なえち♪にビツクリしつつニンマリしました。(●´ω｀●)ゞ
おかげで新の熱もすぐに３７度に下がったYO～ヽ(^o^)丿
えち♪ってすごいね。←
ここでのお気にやりとりは…
築、好きだよ。築は？
a..な...ru...せ...っ...ku...すを許容できるぐらいには
普通に好きっていってくれよ！どう考えてもその単語の方がハードルたけーよ
素直じゃない築の絶妙の言い回しwwwww
読んでて一人吹き出しました。築ったらサイコーですわぁ♪♪
あとがきにかえて＜胸の音いずこ＞ 「付き合ってみないとわからないこともあるのよ」 十年前に姉に諭された築は「リサーチが甘い」だけだと思っていましたが…その言葉はそこそこ正しく、「姉さんごめん」とｗ
中学同級生(♀）の結婚式二次会に出席した新。（本編にあります）
彼女との会話をなかなか話さない新に嫉妬ししつこく聞かせろとねだる新。こんなに新が嫉妬深かったとは(笑
毛布の中で言葉遊びしながらいちゃいちゃしてました。でも、これは言いたくないよね(^m^)
★築に好意を寄せながらから回っていた香子。「一体僕のドコを評価していたの？」築の問いに、「可愛かったから！意地悪してゴメンね、泣くのが見たかったから」香子がそういう趣味なのか、築が嗜虐芯をそそるのか…笑
一穂さんのブログ（11/11/16）のおまけ短編＜家の灯ちかり＞ その後の二人は実家にお泊りです。
ここでの灯りは「グローランプ」。やっぱり築が説明して新が納得するという…
どこにいても築は築で、新は新でしたｗ
空気感がたまりません(-^□^-)
★２２０Pの件がどうにもこうにもきになるYO!というオトメの皆さまへ♪あ、いないかしら？(*v.v)｡
新「おい、だいじょうぶか？」
築「大丈夫じゃねーよ……」
「やめろっつってんのに……」
「その件なんだけど」
「断る」
「まだ何も言ってねーだろ」
「嫌な予感しかしない」
「俺今、今世紀最大にお前とやりたい」
「今世紀最大に断る」
「何で！」 手順がわからないと築が拒否り、人類で初めてえち♪するわけじゃないから大丈夫だ！と新が言いきり…断りつつも不安になった築が可愛くて、築を納得させるためにやり方をネット検索し準備をする新が面白くて。どんだけしたいんだ？このガッツキ具合が好き(笑
そして、この検索により、後々二人の想いと絆が更に深まることになります。
なんてお話しに無駄がないのっっっ！？一穂ワールドにしびれました//
同僚・初鹿野編
街の灯ひとつ (幻冬舎ルチル文庫)/一穂 ミチ
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ルチル文庫 11月刊
- リナリアのナミダ―マワレ― (幻冬舎ルチル文庫)/崎谷 はるひ
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（↑）さらっと下書き済みデスｗ
- 荊の枷鎖 (幻冬舎ルチル文庫)/和泉 桂
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