レヴィー・クルピの退団について | 青の誇り~プラチナ世代の軌跡~

レヴィー・クルピの退団について

底冷えのキンチョウスタジアムで天皇杯3回戦を観戦し、今帰宅しました。

そして帰りの電車の中で、クルピの退団を知る。。。


最初にクルピは今シーズンで最後かもな、と思ったのは10月23日、J1第30節の磐田戦(A)。この試合を4-0で勝利したことでほぼJ1残留が確定したのだけれど、その試合後の会見で、“この勝利を藤田社長、そしてセレッソのサポーターに捧げる”ってコメントしたんですよね。。


あぁ、クルピはもう決断しているのかもな、って思いました。


そしてここ数日の報道やクルピのコメントから、まず間違いなく退団するだろう、とは覚悟していたけれど、いざ今夜のコメントを目にすると色々な感情が込み上げてきた。


特に、この5年間の幸せな日々。


セレッソの年パスを買い始めたのが07年シーズンからだったので、その想いはすこぶる強い。J2で過ごした暗黒の(笑)3年も、クルピの攻撃を志向するサッカーに香川や乾、柿谷が嵌りすぎて、場末の長居に通うのがどれだけ楽しかったことか。記憶に新しい昨シーズンのJ1での躍進、そしてチーム史上初となるACL出場。。


願わくば、香川、乾、家長、清武、マルチネス、ボギョンの揃い踏みを見たかった!!


レヴィー、5年間ほんとうにお疲れ様でした。

極東の2部リーグ(当時)、しかもお金のない貧乏チームに来てくれてありがとう!



【レヴィー・クルピ監督コメント】
 「この度、今シーズン終了をもってセレッソを退団する決断をしました。2007年から5シーズン指揮を執ってきましたが、J2からJ1へ昇格、さらにACL出場、そしてその中から数多くの選手がフル代表・五輪代表に選出され、欧州へ飛び立っていったことを考えると、セレッソにとっては一つのサイクルが終わり、節目の時がきたのではないかと思います。その間、単身で日本にいましたが、はるか遠くのブラジルにいる家族のもとへ帰る時が来たのではないか、という結論に至りました。私がチームを去っても、セレッソはこれまでと同様、若手を積極的に起用し、今後も魅力あふれるサッカーを継続してくれると確信しています。セレッソでは、最高の選手・スタッフに恵まれ、いつも気持ちよく仕事をさせてもらいました。さらに、サポーターのみなさんのやさしさ、温かい声援はいつまでも忘れることができないでしょう。私の40年以上のサッカー人生において、セレッソサポーターほど温かいサポーターはいませんでした。ブラジルに帰っても、日本でお世話になったみなさんのことを毎日懐かしく思い出すことでしょう。サポーターのみなさん、そしてすべての選手・スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。チームを支え続けてくださったスポンサー各社の関係者のみなさんにも、あらためて心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。
みなさんへの恩返しの気持ちを込めて、残されたリーグ戦、そして来年のACL出場をかけた天皇杯で一つでも多く勝利して、みなさんと喜びを分かち合いたいです。天皇杯のタイトルを取ることは簡単ではありませんが、この5シーズンの集大成として、セレッソ初のタイトルを獲得できるよう全力を尽くします」


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