AFC U-16選手権 #7 日本 vs U.A.E | 青の誇り~プラチナ世代の軌跡~

AFC U-16選手権 #7 日本 vs U.A.E

宮吉ハットトリック+1!!


AFC U-16選手権 グループリーグ

10月7日(火) 18:00 K.O @タシケント

日本 6(2-0、4-1)1 U.A.E

【得点】

1-0 6分・宮吉拓実(京都U-18)

2-0 16分・宮吉拓実(京都U-18)

3-0 58分・宮吉拓実(京都U-18)

4-0 59分・内田達也(G大阪JY)

5-0 71分・宮吉拓実(京都U-18) 杉本健勇(C大阪U-18)

5-1 75分・U.A.E *PK

6-1 88分・杉本健勇(C大阪U-18)


▽ U-16日本代表メンバー ▽

------杉本----宮吉------

宇佐美--------------小林

----- 柴崎-----堀米-----

廣木--高野--内田達--高木

----------松澤----------


▽交代

75分  宮吉out 原口in

89分  望月in


▼試合総括

昨秋ジャカルタで開催されたAFC U-16選手権予選、今夏の豊田国際ユースをケガで棒に振った宮吉拓実が鮮烈な4得点でチームを牽引。このチーム唯一のJリーガーが、その価値を自身のパフォーマンスで証明して見せた。新しい核となる選手を加え、決定力が倍増したU-16日本代表。2戦目を終えた時点でグループ首位が決まった為、次戦のイエメン戦は今日とは全く違うメンバーで戦うことになるだろう。準々決勝の対戦相手となるのは9日の中国とサウジアラビアの直接対決で勝ったチームか?どちらにしろ12日の準々決勝は体力的には有利な状況で迎えることができるはずだ。あとはイエメン戦に出場した選手がどれだけ良いムードをキープできるのか?プラチナ世代は一体感を増しながら決戦の時を迎えつつある。グループリーグの最終戦は明後日23時から。


▼後半経過

50分、U.A.Eがこの日最大のチャンスを迎える。内田との併走から抜け出した9番が1対1になりシュート。GK正面に。前半全く目立たなかったU.A.Eの10番が幅を利かせ始める。日本の3点目は宇佐美→宮吉のホットラインから。左サイドからドリブルで切れ込んだ宇佐美がシュート。GKが辛うじて弾いたボールに宮吉が詰めてハットトリック達成。直後の4点目は右サイド深い位置、宇佐美のFKから。ゴール前の混戦を内田が押し込む。池内監督の交代が遅いと感じる70分。71分、右サイド小林のCKを宮吉合わせ5点目。75分、PKからU.A.E得点。88分、右サイド深い位置からの宇佐美のFKを杉本がニアで合わせ6点目。


▼前半総括
早い時間帯で点が取れたためか、初戦で極度?の緊張を経験したためか、マレーシア戦とはうって変わって落ち着いたボール回しで終始ゲームを支配した日本。U.A.Eはほぼノーチャンス。シュートもおそらくゼロだった。宮吉については京都U-18やサテライト、Jリーグで数試合見ているが、今日改めて彼の良さを確認できた。宇佐美同様シュート精度が高いのだが、何よりも慌てない。決定的な場面でも落ち着いてプレーできるのが最大の魅力。前線に確かな核が出来たことで日本の攻撃の選択肢が増え、従来の持ち味が存分に発揮できた前半だった。


▼前半経過

6分、中盤からのパスを受けた宮吉がPA内右角からダイレクトシュートをサイドネットに。あっけなく日本先制!16分、左サイドでDF2人を翻弄し宇佐美が柔らかいセンタリング。中央で受けた宮吉が左足でワントラップ後シュート。日本2点目。30分、U.A.Eの6番が宮吉に悪質なアフタータックル。非常に危険なタックルだったが大事には至らず。イエローカード。43分、PA内中央から宇佐美がシュート。相手DFに当たって戻ってきたボールを再び強烈ボレー。枠に飛ぶが、U.A.EのGKがビッグセーブで辛くもCKに。