僕の家ではルータを3台使用しています。

えっ、なんで?!と思われる方も多いかと思いますので、簡単な説明から。

全て無線ルータですが、まず回線終端装置は1階のとある部屋にあります。

それにLANケーブルで繋がるルータが一つ。

そのルータからLANケーブルで2Fまで引っ張ってきて、そこにまた一つルータが。

更に2Fの違う部屋に無線LANでホームネットワークにアクセスしてテレビが見れる様に、もう一つルータが、という感じです。


形としては下の様な感じですねー


回線終端装置 ⇠---⇢ 1F無線LANルータ ⇠-LANケーブル-⇢ 2F無線LANルータ1号 ⇠-無線ブリッジ接続-⇢ 2F無線LANルータ2号


一見して何気ない構成ですが、設定の方法が解らなくて結構苦戦しました。

特に無線ブリッジ接続の所が…


簡潔に何で躓き、何をしたか説明したいと思います。

1F無線ルータから2F無線ルータへのLANケーブル接続自体は、繋げるだけでネットワークにアクセス出来るので、1Fと2Fの無線ルータのLAN側IPアドレスが同じなら、別に変更してやる事で問題なく使用出来ます。
例えば、1Fと2FのルータのIPアドレスが両方(192.168.11.1)の場合、片方を「192.168.11.100」などに変更する。


これだけ気をつければここは難なくクリアです。



次に2Fで先ほど繋げた無線ルータから、別のルータに無線で接続するにはWDS機能が必要になります。

buffalo製品では、無線設定の中にあるエアステーション間接続やWDSという項目があると思います。

ここで注意が必要なのは、1Fのルータに親機となる機能がついているかどうか。

buffalo製品に関しては、少しややこしいですが以下サイトが参考になります。

http://faq.buffalo.jp/app/answers/detail/a_id/700

そしてブリッジ接続するにはまず、2F無線LANルータ2号本体の裏にあるルータモードをROUTERからBRIDGEに変えなければなります。

一部製品では、BRIDGEの項目がない場合もありますが、その場合は「なし」に変更すれば良いとか。


準備は出来たので、とりあえず2F無線ルータ1号の設定画面に入り、エアステーション設定もしくはWDSから「エアステーション間接続機能」を使用するにチェックを入れ、「親機/子機指定」を親機にして保存します。


次に2F無線ルータ2号も同じ様に設定画面に入り、上記と同じ設定の所から子機を指定します。



しかし、ここで一つ落とし穴がありました。

ROUTERモードであれば、PCにLANケーブルで直で接続すると、192.168.11.1など決められたアドレスで設定画面に入れます。

しかしBRIDGEモードだと、アクセス出来なくなります。


なので、アクセスする為にまず、2F無線ルータ2号を2F無線ルータ1号にLANケーブルで直接繋ぎます。

ルータのケーブル差込口はLANとなっている所に両方繋げます。(青いINTERNETと書かれてる所には刺さない)


繋がったら、2F無線ルータ2号に設定されているLAN側IPアドレスから設定画面にアクセス出来ます。

僕の場合は何故か、IEとchromeからだと404 bad requestの画面が表示され入れませんでした。。

firefoxからだと入れたので、そこから設定完了。

WDSで子機設定が出来たら、後は無線の設定(SSIDとパスワード)を終わらせて終了です。

これで晴れて3台の無線ルータに無線接続出来る様になりました。


需要は少ないかも知れませんが、調べても中々この構成での設定方法って少ないので苦労しました。

少しでも参考になればと思います。


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