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柴犬の瀧くん第2弾
本日のお勉強内容は
体を触る練習
これです
触られることに何の抵抗もないワンちゃんをお飼いの飼い主さんは
「体を触るなんて、そんなの簡単では」
と思われる方もきっといると思うので、ちょこっとご説明
ワンちゃんの中には、触られるのが大好きな子と、あまり触られるのが好きではない子がいます。
特に、幼稚園に来るワンちゃんの中では柴犬を筆頭に日本犬種に多く見られる、
ベタベタされたくない、ゴーイングマイウェイわんこ
どんな行動が出るかと言うと、
・優しいタイプならさりげなく逃げる、避ける。
・一般的な子だと手が出たり、軽く口が出たりする。
・過激な子だと唸ったり、きっちり噛んだりする場合もある。
(3つ目の嚙みつきは血が出たり痣が出来たりするくらいの嚙みつきのことで、子犬とはいえ出している表現によっては、今後成長することで本気の噛みつきに成長する可能性があります)
と、わんちゃんの性格によって出る表現は様々です
触られること自体が嫌いと言うよりは、ジッとしていたり、行動を制限されることを嫌うので、抱っことか、首輪やリードのつけ外し、洋服を着せたり脱いだり、トリミングや足拭きが嫌いな子が多いです。
中には自分から体を押し付けてくる割りに、こちらが触ろうとアプローチすると怒るって子もいますが、だいぶ過激派です
もしも、子犬のうちにこんな行動が出る子は早急にワンちゃんの性格をちゃんと判断してトレーニングの出来る専門家に相談したほうが良いです
このタイプは本を読んで頑張ろうと思っても、わんこの表現が強すぎるので間違えた方法を続けると最悪の場合悪化させて、今後修正するのが困難なヤクザ犬になってしまうやも
早めの相談、早めの対処で、楽しいわんこライフを送りたいですね
さてさて、お教室です
今回の瀧くんは上に書いた「優しい子~過激な子」を5段階評価にすると、表現は3と4の間くらいです
それなりに元気だって柴犬の男の子だもの
瀧くんの場合は撫でようとするだけでガブガブと、ちょっと強めの甘噛みが出ます。
本人は遊んでいるつもりだったり、今は触られたくないんだよーって表現だったりするんですが、これでは普通に可愛がってあげることもできない
ということで、お触りの練習スタート
まず子犬とのスキンシップで、触られることを慣らすために一番簡単な導入方法はおやつです
もちろんおやつを使わなくても上手なスキンシップを教えることは出来ますが、ワンちゃんに合わせたタイミングや使い方を学ぶことで、より早く簡単に、ワンちゃんにとって触られることは嫌ではない行為だと教えることができます
将来的にも素直に触らしてくれると大変生活しやすくなるポイントはコチラ
・耳の中(耳掃除や点耳薬などで活用)
・口回り(ひげカットや長毛さんは顔拭きに活用)
・口の中(歯磨きやお薬を飲ませるときに活用)
・足先(足拭きや爪切りに活用)
あまり触られたくない部分も素直に触らせてくれるように子犬のうちから慣らせることで、将来的に受けるストレスを緩和させることが大切です。
瀧くんも最初はなかなか凄い反抗を見せてくれましたが、慣れてしまえばこの通り
もう完全に目がおやつに釘付けです
ジーーっとしてないと貰えないから、真剣そのものの眼差し
飼い主さんが片手だけで前足を持って支えてますが、力で抑えているわけではないのがわかります。
実は瀧くん、この態勢になるのはこの日が初めて
お家では撫でようと手を出すと、口を開けて待っているというくらいに甘噛みが板についた瀧くんですが、ちょっとしたコツを掴めばこんなにリラックスしてお触りさせてくれるんですよ
おやつを使いながら、この態勢に慣れて来たら次なるステップ
足拭き練習と、歯磨き練習です
ポイントは声掛けの仕方と、パターン決めです
焦らず、無理なく、ゆったりした気持ちで、着実に行います
ムキーして見えますが、違いますよ?
飼い主さんが口唇を指で持ち上げて歯磨き練習中です
柴犬ちゃんでこんなにおとなしくやらせてくれるのはとっても素晴らしいことですね
お触りの練習が終わったら、次は瀧くんお待ちかねの、ふれあいタイムです
前回は若干ぎこちなく固まっていた瀧くんですが今週は~
とっても積極的
トイプーの先輩わんこ、ミンジちゃんを遊びに誘ってくれるほどになりました
3連結、犬列車状態
男の子のハチくんにもご挨拶
こんなに良い笑顔が出来るようになりました
2回目にして素晴らしい進歩ですね
どんどん色んな経験をして、人生ならぬ犬生をいっぱい楽しんでほしいです
次回はわんことの付き合い方パート2
伊勢崎goodone 店長 湯浅