雇用確保へ労使協調 電機連合が宣言、賃金交渉は難航 | 日常の出来事

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2009.3.15 10:49
 電機メーカーの経営側と労組でつくる電機連合は14日、平成21年春闘交渉で、労使が連携して雇用の維持・安定を図ることを盛り込んだ「労使共同宣言」を締結した。日立製作所など大手各社の経営側は、労組のベースアップ要求に対し、軒並みベアゼロを回答する方針を固めており、労使の溝が深まる中、雇用確保での協調をアピールする狙いがある。
 宣言では、(1)雇用の維持安定で必要に応じて労使が協議を行う(2)非正規労働者を含む安全網の拡充を政府に要望する(3)雇用の安定・創出に労使が最大限努力する-などを明記した。
 一方、電機連合は、「定期昇給の維持」をストライキを実施するかどうかの最低基準(歯止め)とする方向で調整に入った。16日に正式に決める。また自動車総連の西原浩一郎会長は同日の会見で、定昇について、「いまだ確保に至っていないメーカーが複数ある」と述べ、一部の経営側が賃下げ回答を検討していることを明らかにした。
【産経ニュース】