仔犬を迎える方へというテーマでブログを更新しております。
今回で3回目になります。
しっかり遊んで、すくすく育っている健康な仔犬の食欲はスゴイです
日々のエネルギーだけでなく、
骨や血、筋肉をつくるエネルギーも必要だからです。
そこで、
種類がたくさんありすぎるフードの中からこのコに何を食べさせたら一番良いのかな
どんな食事なら健康にすくすく育ってくれるのかな
と、飼い主さんは悩みます
これは一言でササッと言いにくい、けっこう難しい質問です。
そして色んな意見があると思うので、
あなた自身でもじっくり考えてください。
トリミングハウスOHANAが思うには、
まず、『ドライフードではない』でしょうね。
熱加工された加工食が素材そのものに勝るはずはありません。
『バランスが良い』、だとか、
『関節サポート食』なんていうものまでたくさんの種類がありますが、
はっきり言って栄養学はそんなに甘くありません。
しかし、『軽量』で『未開封なら日持ちする』、『汚さない、与えやすい』のは良いところですね
『体に良い』とか『栄養価が高い』とかを考えるなら、
やはり『素材』をそのまま食べることが、
一番良いのではないかと考えています。
しかも
『一食のバランスをみるのではなく、
一週間、一ヶ月単位での総合的なバランスを考えます。』
そうすると、
食べる素材をローテーションするだけで、
自然と栄養バランスまでととのってしまうわけです。
『素材』と言っておりますが、
これは『生肉』のことを言っております。
えっわんちゃんに生肉
大丈夫なの・・・
答えは『大丈夫』です。
わんちゃんのからだの仕組みを勉強してわかってきたことですが、
『強い胃酸、短い腸、
切歯、だ液にアミラーゼがないこと』など、
やはり肉食なんだな
ということがよくわかります。
『大丈夫じゃない』わけがありません。
『犬』ですから。
そして『生肉』は消化がスムーズです。
加工していないそのままの素材なので、
失っている栄養素もほぼありません。
仔犬にとって理想的な食事といえるでしょう。
しかし、『生肉』を食べることを飼い主さんが抵抗がある場合は
無理に食べさせる必要はないと思います。
犬と人がストレスなく一緒に暮らすことのほうが大切なので、
購入しやすさ、
予算、
あなたの好みなどで選ぶと良いでしょう。
※わからない・・・選べないとお困りの際はご相談ください
付け加えると、食べ物から摂取する栄養より、
自分で合成している栄養の方が数倍重要なのです。
出来るなら食事に気をくばって良質な栄養『生肉』を摂取するに越したことはないのですが、
自分の腸内にいる細菌たちが合成している栄養素を忘れてはいけません。
↑(人間もですよ)
約7~9ヶ月までの間は良質な食事を十分与えてください。
これから年を重ねても、病気なんかに負けないずっしりとした、
健康的な体をつくります。
8ヶ月をすぎたあたりで、
『仔犬むけのフードから成犬むけフードにきりかえて』あげてください。
これくらいになると、
成長するために必要だったエネルギーはいらなくなり、
そのままの食事では肥満してしまいます。
きりかえのタイミングには個体差があるのですが、
仔犬をよく観察していればなんとなくわかるでしょう。
ご飯を切り替えるとき、
いきなりまるごと変えることはなるべく避けます。
ひどい下痢をする場合があるからです。
従来 8 : 2 新しいフード
というようなところから、
お腹の調子をみながら1週間くらいかけて、
従来 5 : 6 新しいフード、
従来 2 : 8 新しいフード、
というふうに切り替えていくと、
下痢の心配もなくスムーズに切り替えられるでしょう。
わんちゃんがもりもりゴハンを食べている様子を見るのは、
飼い主として1番の楽しみかもしれません。
食事は犬も人も、
HAPPYな時間であってほしいですね。
と、ここまで3回にわたって色々とトリミングハウスOHANAの、
仔犬を迎える方へのメッセージを書いてみました。
いかがだったでしょうか?
またこんな話が聞きたい!
と依頼があったときか、
どうしてもお伝えしたいことがあったときに、
たまにはこんなブログも書いていきたいと思います。
まとまりのないお話を読んでいただきましてありがとうございました。
おわり
トリミングハウス OHANA
〒591-8021
大阪府堺市北区新金岡町5-3-421
PHONE&FAX 0722755087(ゴーオハナ)
http://ohana-dog.sakura.ne.jp/dog/
営業時間 朝10時~夜7時まで
定休日 木曜日
駐車場あり (1~2台)
最寄駅 市営地下鉄御堂筋線 新金岡駅 (徒歩13分)
おわり
これが一番多いリアクションです。