「いい風に吹かれたいですよ。きつい風ばかりに吹かれていると、人に優しくなれないんです。待っていてもいい風は吹いてきません。」
2001年にNHKの番組をみていたときに、俳優の高倉健さんが言っていたんです。そのとき、僕はガツンと衝撃を受けて思わず走り書きしました。そして、会社の机に貼ったり、何年間も持ち歩いたりしていました。
もしかしたら、僕がビジネスや人としての成長機会を、四六時中追い求めるようになったのはその頃からかもしれません。風を感じようと。
高倉健さんは、いろんなところで、この「風」についてお話されているのでしょう。Web上でも以下の詩(コメント?)がでていました。ジーンと来ませんか?
いい風に吹かれないと
人は優しくできません。
でも、いい風に吹かれるためには
いい風が吹いている所に
自分から行かないとだめです。
このことに、最近気づきました。
みなさん、いい風は、黙っていても
吹いてきてくれません。
かといって、どこか、南の島にでも
逃げる訳にはゆきません。
厳しい現実と 向き合いながら、
自分自身の力と
家族や仲間の助けを借りながら、
いい風を吹かせましょう。
高倉 健
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