【11日 本日の日本相場予想】本日の日本市場は買い先行もその後はは神経質な展開か
・NYダウ 10172.53(+273.28)
高値 10185.83
安値 9901.67
・ナスダック総合指数 2218.71(+59.86)
・S&P500 1086.84(+31.15)
・シカゴ225先物清算値(期近物・円建て)
CME 9695
大証終値 9510
10日のNY市場は大幅高。
ダウ平均は273.28ドル高の10172.53、ナスダックは
59.86ポイント高の2218.71で取引を終了。
週間失業保険新規申請件数の減少や、中国の貿易黒字急増を
受けた世界的な景気回復持続をめぐる期待を背景に急反発、
終日堅調推移となった。
業種別でも全面高となっており特にエネルギーや不動産が堅調。
シカゴ225先物清算値はドル建てが大証比240円高の9750円、
円建ては同185円高の9695円。
予想レンジは中心値9680円を挟み、上限9740円-
下限9550円を想定する。
(本日の日本市場)
本日の日本市場は、NYの流れを受け、買い先行から
CME225にサヤ寄せする形でのスタート予想です。
買い一巡後は4月以降の相場の不安定さや 週末要因が
重しとなり引き続き神経質な場面が続くと予想される。
中国では一連の経済指標を控えており、寄り後は模様眺め
気分が強まる公算が強い。
経済指標発表を受けた上海株など、アジア株市場の動向が
後場の方向感を左右しそうだ。
本日の戦略は、寄りからは景気敏感株やテーマ株中心に
小口で物色で取り組んで行きたいところです。
既に多くのポジションを持っている場合は、本日の反発を
使ってポジションを調整しながら、来週にかけて相場の
底が固まるのを確認していく方針が得策です。
(主なイベントスケジュール)
<国内>
11:00 発受電速報(5月、電気事業連合会)
15:30 投資信託概況(東証)(投資信託協会、5月)
<海外>
11:00 中・購買価格指数(5月)
11:00 中・消費者物価指数(5月) 3.0%
11:00 中・小売売上高(5月) 18.6%
11:00 中・鉱工業生産(5月) 17.0%
11:00 中・固定資産投資(1-5月) 25.7%
15:45 仏・消費者物価指数(5月)
17:30 英・鉱工業生産(4月) 0.4%
17:30 英・生産者物価指数(5月) 4.8%
21:20 米・フィラデルフィア連銀総裁、経済見通しについてスピーチ
(ペンシルベニア州)
21:30 米・小売売上高(5月) 0.2%
22:55 米・ミシガン大学消費者信頼感指数(6月) 75.0
23:00 米・企業在庫(4月) 0.6%
25:00 米・ミネアポリス連銀総裁、起業家精神や経済についてスピーチ
(ミネアポリス)
印・鉱工業生産(4月)
欧・バローゾ欧州委員長、スペイン首相、ポルトガル首相、
欧州統合に関する会合でスピーチ(リスボン)
南アフリカ・FIFAワールドカップ(W杯)開催
(日本代表の1次リーグ:14日に対カメルーン、19日に対オランダ、