頭の中に水が溜まる病気・・水頭症(2) | ドラマに学ぶ医療現場の真実

ドラマに学ぶ医療現場の真実

医療ドラマに出てくる場面を取り上げて、ちょっとした解説を加えたり、実際の現場ではどうなのか、なんてことを書いています。
「Doctor-X 外科医・大門未知子」第2期で始めて、
「医龍4~Team Medical Dragon~」「アリスの棘」と続けて、
今はDoctor-Xの第3期です。

脳脊髄液が溜まってしまうのはどんなときか。


作られて、流れて、吸収されるわけなので・・、


・作られすぎたり、

・流れがせき止められたり、

・吸収されにくくなったり


こうなると水が溜まってしまいます。

これが水頭症です。


築地さんの場合は??

腫瘍が通り道をふさいでしまったんだと思います。

流れがせき止められたパターンですね。


くも膜下出血のあとしばらくして水頭症が起きることがあります。

これはどのパターンでしょう??


これは脳脊髄液が吸収されにくくなるためと言われています。



水頭症の治療は、とりあえず水の逃げ道を作ってあげることです。

最初、大門医師もその方針だったようです。

でも手術室に入って方針を変え、そもそも流れをせき止めている腫瘍を取ってしまおう、と腫瘍の摘出術に変更していました。


手術はうまくいって順調に回復していったようです。







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