アイライン
目を大きく見せるのに不可欠なメイクアイテムといえばアイライナー。目をハッキリと見せることができ、目力アップにつながります。そしてアイライナーにはペンシルタイプとリキッドタイプがあり、両者それぞれ違った特徴があるので、なりたいイメージによって使い分けると効果的です。
そこで今回は、なりたいイメージに近づくために選ぶアイライナーとアイラインのポイントをご紹介します。
■アイラインが上手に描けないという人はペンシル！
ペンシルタイプは比較的初心者の方でも使いやすいです。リキッドタイプは線がぶれたり描く場所を間違えると修正が大変ですが、ペンシルタイプは描いた後にぼかすので、上手に線が描けなくてもラインの乱れをごまかすことができます。
ペンシルタイプの中でも、くり出すタイプのものは芯の太さが一定なのでおすすめです。実際に店頭などで、手の甲で描き比べてみて描きやすいものを選んでください。
■目指すはクール？ 愛らしく？
なりたいイメージがクールで大人っぽい印象か、愛らしく柔らかい印象かによって選ぶべきアイライナーが違います。シャープに仕上げるか、ふんわりぼかすかが決め手になります。そこで、代表的な2つのアイメイクを例にご紹介します。
（1）クールな大人の色気を出すなら“キャットアイ”
知的で大人の女性を目指すなら、切れ長な目元が印象的なキャットアイがピッタリです。決め手はスッと伸びたシャープなアイライン。リキッドアイライナーで少し長めに描くのがポイントです。アイラインは上まぶたの中央から水平よりやや上に伸ばすように描くと、広がりが出て目が大きく見えます。一気にラインを描くのではなく、まずは目尻半分を描き、目頭部分をつなげるように描くとうまくいきます。
（2）守りたくなる愛らしさを出すなら“バンビアイ”
ほんわかとした柔らかな女性を目指すなら、目の丸みとやや垂れ目を強調するバンビアイがピッタリです。目の高さを出すために中央部分を少し幅をもたせるように描きます。ペンシルアイライナーでラインをひき、チップやアイシャドウでぼかすと柔らかな目元になります。また、愛らしい小動物のような垂れ目に見せるために、下まぶたにも目尻から1/3までアイラインを描いてぼかすとキュートな目元に仕上がります。
■目を強調したいならダブル使い
着物やドレスなど華やかなものを着る場合は、顔が服に負けないようにいつもより顔のパーツをやや強調するとバランスがとれます。
そんな時はペンシルタイプとリキッドタイプのダブル使いがおすすめです。ペンシルアイライナーでまつ毛とまつ毛の隙間を埋め、ぼかして目に深みを出した上からリキッドアイライナーでパッキリと目の輪郭を強調するとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか。アイラインひとつでイメージを変えることができるので、上手に使い分けてなりたい自分に近づいてください。
