見ず知らずの女性を刺殺しようとしたとして、殺人未遂罪に問われた無職金子正幸被告(40)の裁判員裁判で、東京地裁(若園敦雄裁判長)は2日、「反省の気持ちがみじんもうかがえない」として、求刑通り懲役10年を言い渡した。金子被告は公判で「自分は金子ではない」と訴えていた。
 若園裁判長は、逮捕時の状況などから、「被告が犯行を行ったことに疑いの余地はない」と判断。責任能力についても問題なかったとした。
 弁護側は公判前整理手続きでは争わない姿勢だったが、公判で無罪主張に転じていた。 

【関連ニュース】
【特集】裁判員制度
【特集】取り調べ可視化の行方
「通訳が誤り」、一審破棄求める=裁判員裁判で実刑、控訴審
裁判員判決、最高裁で初の確定へ=第1号事件の上告棄却
裁判員対象事件の保釈急増=制度開始前の倍

<菅首相>米大統領と電話協議 普天間、日米合意履行で一致(毎日新聞)
アートコーポレーション会長、少女わいせつ容疑(読売新聞)
<自民党>安倍元首相 保守勢力新党との連携に前向きな考え(毎日新聞)
「病気で仕事できぬ」生活保護費470万円詐取容疑 元暴力団組長ら逮捕(産経新聞)
年109万円もらう橋下知事「子ども手当、7人の食費に」(産経新聞)