スポーツの秋…

食欲の秋…

読書の秋…

 

今は盛夏よりほんの少しだけ涼しくなったけれど、本格的な秋になるとやりたいことが一杯で出来るというか、そんな気候なんでしょうか…?

 

さて、そんな秋の訪れを前に、先日はプライベートな時間の一部を利用して、 浜寺公園 を訪問してきました。

 

 

堺市と高石市の臨海部分にまたがる最古の都市公園で、私が産まれる少し前の昭和30年始めごろまでは、大阪屈指の海水浴場として有名でしたが、今は巨大な公園として市民に親しまれています。

 

 

 

で、ええ歳こいたオヤジが一人で公園を散歩していても、何ひとつ楽しいことはないのだけれど、実はこの公園の南端にある ゴーカート に乗りたくて、わざわざ訪れたのでした…。

 

 

 

ところで、この巨大な公園には本格的な鉄道が通って、「なにわ号」 というSLもどきの列車が、まずはお出迎えです!

 

 

そして歩くことしばし、その南側にある 交通遊園 という駅の傍らに、ゴーカートのりばが併設されていました。

 

 

 

ところで、この公園のゴーカートに関しては、もう 40年以上前に乗ったきり で、その後はご無沙汰をしていたけれど、今も現存していることを考えると、関係者の並々ならぬ努力があってのことと感謝する。

 

 

 

 

さて、ゴーカートには1人乗りと2人乗りがあって、当然これから前者に乗るのだけれど、 8歳以上 という年齢制限があるものの上限は見当たらないし、私がゴーカートの券売機前でゴソゴソしていても、係員のおとがめはがなかったので乗車OKということにして…?

 

 

 

 

はやる気持ちを落ち着かせ、乗り場へ行くと…?

 

 

 

しかし、ここで 大きな問題が発生した!

 

 

 

 

もちろん頭では分かっているのだけれど、ここのは所詮は子供の乗り物であって、だからこそ作りが こども用 に出来ているので、身体が座席にスッポリと収まりきらないと言うか、無理やり三輪車にまたがっているようなのだ!

 

 

 

おまけに「メタボ体型」なので、肝心の シートベルトが届かんやんか!

 

 

 

「ベルトが届かんかったら乗れんで…」と言わんばかりの係員の冷たい視線に忸怩(じくじ)たる思いがしたが、深呼吸することでようやく届いたので、いざ出発進行である…(汗)

 

 

 

 

さて、こうなったら童心に返って走るで!

 

アクセルベタ踏みや!

 

 

 

しかし、安全対策があってのことで、いくらアクセルを踏もうが10~15km/hほどのスピードしか出ず、また1人用と2人用のコースが別々になっていて、追い越しなども出来なくなっていた。

 

 

一周で約2~3分!

 

 

しかし、心地よい海風が頬に当たり、しばし童心に返れたひと時を堪能することができた!

 

 

 

ところで、このゴーカートを含む一連の施設は、開業してから50年が経つと言うけれど、前述のように私が最後に乗ったのは昭和48~9年頃であり、現在は一周300円だけれど当時は 20円 であり、今日は待ち客どころかガラガラですぐに乗車できたけれど、当時は30分程度の待ち時間はザラであった。

 

おまけに、当時は1人用も2人用も2車線の同じコースを走っていて、今よりもっとスピードが出たし、互いが追い抜いたり追い抜かれたりしていたが、そう考えると今は懐かしい思い出である。

 

 

 

 

ただ、私の記憶が正しければ、ゴーカートのコース自体が大きく変わっていたのだ!

 

少し見えづらいのだけれど、これは1975年頃の公園の一部で、白い線で書かれたところが当時のコースで、のりば横の破れたフェンスをから外に出ると、高師浜駅まで歩いて行けた。

 

 

 

そして、現在は…

 

 

 

上にある球場の位置から推測すると、赤い→の部分にかつてのコースがあったのだけれど、今はユースホステルが建っていて、その様子は一変している。

 

まあ、40年も訪れていないので仕方はないけれど、園内を走る列車もそのルートが大きく変更されていたのであった…。

 

つづく