日本の団体で、その形態が「公務員」にも関わらず、要するに「税金を給与として得て
いる」はずの者たちの「組合」というのがあって、これがまた「サービス労働」という非生
産性のところが、その「つぶれない親方日の丸」下で「公僕」とは思えない言動に終始
している。
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高崎市労組幹部が専従休職中 「外国人参政権」条例作り
・自治労傘下の群馬県高崎市職員労組幹部が組合専従のため休職していたにもかか
わらず、 外国人を「市民」と位置付ける「まちづくり条例」案の作成に職員として参加し
ていたことが17日、分かった。
外国人参政権容認を促す同種の条例制定の動きは、全国各地の自治体で活発化し
ているが、自治労の関与が確認されたのは初めて。
自治労は運動方針で外国人参政権の導入を目指しており、組織的に条例制定を推進
している可能性が出てきた。
市によると、労組幹部は専従組合員になる前の平成21年1月、条例案の検討を行う
職員プロジェクトチーム(PT)の公募でメンバーに選ばれ、22年4月には高崎市職労
書記長に就任。この際、松浦幸雄市長から「組合専従」の許可を受け市職員を休職し
たが、その後もPTに所属したまま条文作りを続けた。高崎市は同年12月に外国人を
市民と位置付ける条例素案を公表した。
地方公務員法では、自治体職員が組合幹部になるには、任命権者の許可を経て組合
の「役員として、もっぱら従事」しなければならならないと規定。書記長は労組幹部の
身分のまま、職員として重要な条例作りに携わる“二足のわらじ”を続けてきたため、
同法に抵触する可能性がある。
書記長は産経新聞の取材に対し、PT参加について「(書記長就任後は)市から手当の
支給を受けず、ボランティアでやっていた。組合活動とは別だ」と主張している。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110218/biz11021801300001-n1.htm
東日本大震災の被災地を支援する米軍による「TOMODACHI(トモダチ)作戦」で物資
輸送などを担った原子力空母「ロナルド・レーガン」が19日午前9時33分、長崎県佐世
保市の佐世保港に寄港した。
原子力空母の佐世保寄港は通算14回目で今月3回目。
米海軍佐世保基地などによると、寄港は乗組員の休養などが目的。22日に出港する
予定。
佐世保商工会議所は、入居する市中心部のビルの外壁に「震災救援ありがとう WE
LCOME TO SASEBO WE ARE TOMODACHI」と書いた垂れ幕を掛けた。
寄港後、艦内で記者会見したトム・バーク艦長は
「小さな支援だったかもしれないが、被災者を助けられて良かった」と語った。
一方、寄港に反対する佐世保地区労働組合会議などは、空母が見える高台で抗議集
会を開いた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110419-OYT1T00770.htm
http://www.youtube.com/watch?v=8YVqKiZCkrk
「灰とダイヤモンド」 五十七年公開作
第二次大戦直後の「ポーランド」の混迷と喪失の空気漂う中、共産主義たるソビエトと
「ワルシャワ蜂起軍」の暗躍、そこに加わり「テロリスト」として「暗殺」を請け負う若者の
不安やら「将来的展望」をモノクロのフィルムに哀愁を漂わせて映像にしたためた秀逸な
一品・・・。
様々な人物、体制側の人間、反体制側の人間、それらに振り回される人間、旨くどちらに
も取り入ろうとする人間と、様々な思惑を孕む一地方の空気が当時の全体を現して・・・。
そして群像のその中の一人の若者は、よりよき生活よりは「暗殺」という戦争の延長に
喜びを見出し、誤って違った人を暗殺してしまう。
焦る若者は執拗に「暗殺」遂行に血なまこに、そこに登場する「安息の日々」を共有し
てくれる女性の存在で、幾ばくかの儚い夢を見る。
任務遂行後の「安息の日々」をつかの間見た後の「暗殺」そして虫けらのような若者の
死が「暗澹たる結末」に持ってくると、その薄暗い映像に「絶望」が映り、当時のポーラ
ンド国民の塗炭の苦しみが良く理解出来る・・・。
要は共産主義とか資本主義とかでない「安息の日々」を夢見る多くの人々と裏腹に
「権力」のむごさが折り重なれば、いつの時代ももっとも苦しめられるのは「庶民」
となる普遍の行状・・・。
ただこの映画の「苦しみ」も現代に置き換えれば、「一部の不埒な人にとって」利用出
来るものは、何であれ利用してしまうと、上の「公僕」の醜悪な人々と同一なのを理解
させてくれる。
- アンジェイ・ワイダ DVD-BOX 1 (世代/地下水道/灰とダイヤモンド)/タデウシュ・ウォムニツキ,ウルシュラ・モドジニスカ,タデウシュ・ヤンチャル
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- Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。