久々に山を登ってきました。
自転車ではなく歩いて。
登山です。
所属している地元の山岳会での新入会員歓迎山行という行事だったのですが、太田山岳会はオープンなところなので色んな人が参加されました。
僕の妻の妹まで(笑)
義妹が心配で参加したのもありますが久々に北アルプスに登りたくなりました。
なんと総勢20名!
人数も多いので程よくバラけて出発します。
僕は義妹ちゃんに合わせて最後のほうでKIIROITORI™の仲間でもあるりょうくんとゆっくり歩きます。
久々の登山で空気も景色もすべてが新鮮でした。
いくら自転車で走っているとはいえ、やはり使う筋肉が違うようで以前の毎週のように北アルプスに登りに来ていたときとは疲労感というかなんというか当時とは全然違いました。
山は やっぱりいいなぁと思う反面、自転車って効率がいいなぁと比べてしまいます。
そんなこんなしてるうちに森林限界を超え稜線に出るとイキナリ目の前に槍穂(穂高連峰からの大キレットを過ぎた先の槍ヶ岳 槍ヶ岳と穂高岳を槍穂と言ったりします。)が飛び込んで来てイッキにアゲアゲです。
槍穂が大好きでした。
槍ヶ岳が大好きで春夏秋冬すべてのシーズン行きました。
穂高連峰も大好きで僕が死んだら灰を涸沢ヒュッテからカールに撒いてくれと親族に遺言を言ってあります。
よくあんなところを歩ったなぁと感慨に浸っているうちに頂上行かずに常念小屋のベンチで槍穂をずっと眺めていました。
しかし僕らが常念小屋のベンチに2時間ほどいても先行パーティーがいっこうに山頂から下りてくる気配がありません。
もしや僕らに気付かず下山した?という懸念もあるので、りょうくんと2人で空荷状態で山頂に行くことになりました。
僕らはロードバイクに乗る際愛用しているサイクルジャージを着てきました。
背面の下の方にポケットが3つついているのが山でもかなり便利でした。
地図を入れたり携帯入れたり行動食入れたり、はたまた水を入れたボトルを入れたり ちなみにボトルもロードバイクで愛用しているワンハンドで飲める便利なボトルを持ってきました。
サイクルジャージは派手なものが多いのですがこの日は2人とも7meshという元アークテリクスの人達が作ったブランドのもので、とてもアークテリクスの特徴が出ていて山でも違和感がありません?
2人で駆け上がっていくと先行パーティーの人々がチラホラ。
しかしリーダーの入江研一の姿が見えなかったので見えるまで登ります。
半分過ぎたくらいでやっと入江研一と遭遇できました。
ここまでで彼と一緒に下山を開始しようと思ったら彼がせっかくここまで来たから是非ピークを踏んできてください!僕は常念小屋で待っていますのでと言ってくれました。
僕は常念岳のピークを踏んだことはありますが、りょうくんはありません。
りょうくんにピークに行きたいか聞いてみると行きたいと言いました。
ピークを目指します。
山頂はガスガスでした。
下で入江研一は新入会員達と待っていてくれました。
他のパーティーもちょっと前に出たばかりだと聞いて一安心。
あまり待たせたくなかったので登りも下りも頑張りました(笑)
たぶんコースタイムの半分以下だったでしょう(笑)
空荷だったし。
アゲアゲで写真撮影。
新入会員にカッコ悪いとこは見せられません。
僕が先頭で
「フェラーリ下山で行くよ」
と告げ走って千切ります(笑)
最後の水場で先に出発したパーティーに追いつきました。
ここで後続の新入会員やりょうくん、入江研一に追い付かれここからは談笑しながらノンビリ下山。
あまりの暑さに入江研一は川で水浴びです。
豪快な漢です。
出発したのは深夜2時半。
山はハードだが美しい。
またいつか北アルプスへ来よう。
次は槍穂へ。