ピーターパン空の旅(Peter Pan's Flight)

【概要】

「ピーターパン空の旅」は、東京ディズニーランドのファンタジーランドにあるアトラクションです。

ピーターパンのように空を飛びたい、そんな夢を叶えてくれるのが2人乗りの空飛ぶ海賊船です。

ウェンディの子供部屋の窓からロンドン上空を飛び、ネバーランドへと向かいます。

【アトラクション】

ウェンディが弟たちにピーターパンの話をしているところからスタート。ピーターパンの「さあ、行こう！」という声とともに、窓からロンドン上空に飛び立ちます。

大空高く上昇し、ロンドンの夜景を見に行きます。ロンドン橋やビッグベンなどを見て、さらに空高く、「右から二番目の星」ネバーランドに向かいます。

ミスタースミーが大砲を打ってきました！　それをかわすように方向を変えると、ピーターパンの隠れ家や人魚の入り江、インディアンの村、ガイコツ岩を通ります。

そして大きな海賊船の上にはフック船長とピーターパンがウェンディたちを救うために戦っています。チクタクワニの上に落ちてしまったフック船長が大慌てしているシーンでライドは終わりです。

【上手く回るコツ】

「空を飛ぶ」ライドということで比較的人気があり、またゲストの回転率が遅いため、非常に待ち時間が長くなりやすいアトラクションです。

常に30～45分、長いときだと70分以上になることもあります。ディズニー・プレミアアクセスも対応していません。待つ場所は特に仕掛けなどが無く、また列の進みも遅いので、実際よりも長く待ち時間が感じられるかもしれません。

小さなキッズがいるグループは、もし待ち時間が30分程度ならばぜひチャレンジしましょう。ディズニーらしさが味わえるファンタジー感あふれるライドアトラクションなので、きっと喜ぶでしょう。

暗い中を進んでいき、また、大きなガイコツの岩など、キッズによっては多少怖がるかもしれません。

車イスの場合、車イスに乗ったままの乗車はできません。乗り場まではスロープを昇っていきます。またライドは動いた状態で乗車します（下に動く歩道があります。ライドとの間に約20cm高さがあります。）

緊急停止した場合、場合によってははしごで降りる場合もあります。

【トリビア】

カリフォルニアのディズニーランドがオープンした際、「ピーターパン空の旅」のように、ブラックライトや蛍光塗料を多用したアトラクションが人気でした。このようなライドは「ダークライド」と呼ばれています。

ライドが出発するとき、左手を見ると、ティンカーベルが魔法の粉を海賊船にかけています。この魔法の粉で海賊船は空を飛ぶことができるのです。

「ピーターパン空の旅」は、東京以外にはカリフォルニア、フロリダ、パリ、上海にあります。パリ・上海は1台のライドに4人まで乗ることができるように改良されています。これは少しでも待ち時間を短縮できるためです。

【データ】

パーク：東京ディズニーランド

オープン日：1983年4月15日

定員：1台2人

所要時間：約2分30秒

コースの長さ：186メートル

ディズニー・プレミアアクセス：未対応

スポンサー：ＮＴＴコミュニケーションズ株式会社

最終更新日：2023年6月17日

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