<漁船銃撃拿捕>乗組員3人「霧で信号弾見えず」本紙と会見

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060829-00000005-mai-soci

(毎日)


毎日新聞のオクサナ・ラズモフスカヤ助手(ロシア人)は28日、

国後島古釜布(ふるかまっぷ)で取り調べを受けている

坂下登船長(59)ら3人の乗組員と会見した。事件発生以降、


日本の報道機関が

乗組員3人とじかに接するのは初めて


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そりゃ初めてでしょう。


他の報道機関は自粛していたんだから。


関係者身柄拘束中の会見がどういう意味を持つのか

わかっているのでしょうか?


9月7日に起訴裁判となると報じられていますが

露による臨検拿捕に関する一定の権利は

日露協議において確認されていますが

「裁判権」については一切認めていません。


また「密漁」との言葉が独り歩きしていますが

日露漁業協定に関する個別漁の定期確認が

ロシア側忌避により更新されていません。

枠組み協定の空白状態は無視されています。


もし「密漁」というのであれば

それは国内法規に関することであり

道当局が告発すべき問題です。


マスコミが多用する協定ラインなるものは

道当局及び海上保安庁が便宜上設定した

露による不法な臨検拿捕に対する注意勧告ラインです。