最近も本は読んでましたが、CPA受験勉強期間はやっぱり勉強ネタを書いてしまうので、受験が終わったことを契機に、久々に書評でも。この本、効率化アップのためのビジネス本だと思って読んだら、思いのほか官僚ってそんな仕事してるんだなーと勉強になりました。まわりに官僚というか、公務員自体全然いないからかな。でも、外資コンサル以上にやっぱりハードそう。勉強もできないとダメだけど、根回しとか、人間関係とか、あとは日本語力とか。自分にはできなそうなので、ただただ尊敬。

著者は国家公務員Ⅰ種に合格して、内閣府で働くエリート官僚で、TOEIC900点で、ケンブリッジに留学して、今も内閣府で働きながらいろんなことをしているみたいで、忙しい中でいかに効率よく働くか、勉強するか、プライベートを充実させるかみたいなことが書いてあります。前半は確かに仕事効率化の話だけど(だいぶ特殊な気もする)、後半は英語の勉強法、上司との人間関係、読書法など一般的な話ですぐ役立つこともありそう。個人的に気になったのは下記の通り。

・上司を説得しない(論破しない)
・TOEICは年に8回も受験できるんだから、高得点が出るまで短いスパンで受験し続ける
・フォトリーディング

やっぱ、フォトリーディングやったほうがいいんかな。勝間さんブームの時に一瞬考えたけど、結局やってないな。あと、英語の勉強法のところで、英語でドラクエをやったってのが、まさに自分とかぶってたので勝手に共感してました。自分はドラクエⅣだったけどね。そんなわけで、何かやらんとなと思わせてくれるし、官僚の人ってことんなこと考えてるんだってわかるので良い本かと。Twitterフォローしとこっと。

って思って検索したら、今は副市長さんになってました!!すごい。
http://ameblo.jp/takashi-kubota/

評価:★★★(大変なのは自分だけじゃないなって思えます。)

官僚に学ぶ仕事術 ~最小のインプットで最良のアウトプットを実現する霞が関流テクニック~ (マイ.../久保田 崇

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