2階建て列車で甲府へ | たまてつ TamaTetsu

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Railroads in the Westside Tokyo

 215系。今まで撮ってばっかりだったけど、その車内に初めて足を踏み入れました。11月3日祝日、天気は快晴。

 

 往路、予約できた「ホリデー快速ビューやまなし」の2階席はグリーン車のみ。特急列車の普通席くらいの座席ですね。

 それでもさすがに2階席。天井部分にまで回り込んだ曲面ガラスのせいもあって、天井が低いのに開放感があります。

 

 たぶん、鳥沢橋梁の上からの眺め。進行方向右側です。

 

 勝沼ぶどう郷と塩山の間。進行方向左側に甲府盆地が開けます。

 9月にカシオペアを撮った見晴らしの丘は、この反対側の山の中腹。同じ景色を、高度を変えて堪能できました。

 

 甲府で下車。

 線路沿いに歩くこと数分。

 

 中央本線の線路沿い、北側に広がる「甲府夢小路」。

 レストラン、居酒屋、酒店、カフェ、ドライフルーツの店、アクセサリー屋などが軒を連ねます。レトロなのにモダン。

 

 お腹が空いたので昼食を。

 選んだのはこちら。

 和食ダイニングKuu。地元の食材を使った創作和食の店。

 

 まずはワインで乾杯。車じゃないからね。

 この日はちょうど、山梨ワインの新酒の解禁日。

 

 「おざら」。

 おざらって何?って思ったら、冷たいほうとうでした。それをしょうゆベースのあったかい汁に付けて食べるんです。

 ほうとうの上には素揚げした野菜。つけ汁には豚肉(鶏肉だったか?)とかネギとかの具がたっぷり。

 

 その名もずばり、「和食」。

 刺身、煮物、揚げ物、漬け物、味噌汁…。とにかく品数が多い。

 

 ランチメニューにはこのほかにも、甲州産の豚肉や牛肉を使ったものなどもあって、男性も女性も楽しめると思います。

 

 ここ「甲府夢小路」、本当に線路際に店が並んでいるんです。

 

 あ、あれは…。

 

 茶色いロクヨン! パンタグラフを下ろして休んでいました。

 

 さらに東京寄りには…。

 

 国鉄色! こちらはそのうち電源が入り、前照灯を照らしてどこかへ行ってしまいました。

 こいつにはこの2日後、豊田車両センターまつりで再開します。

 

 こんな線路際にあるもんだから、店の中にいても線路が気になる気になる。列車の音がするたびに振り向いてしまいます。

 だってここ、中央本線の特急や普通列車、貨物列車の他に、身延線まで見えちゃうもんだから。

 

 帰路も「ホリデー快速ビューやまなし」。今度は普通車の2階の指定席。向かい合わせのボックス席。

 自由席はどうやら満席のよう。

 

 富士山が見えました。

 

 笹子トンネルに入る頃には、外は真っ暗に。曲面ガラスに車内が歪んで映り、見ていると気持ち悪くなりそう。

 夜は1階席がいいようです。

 

 これからが紅葉の見頃、昇仙峡においでの際には、この「甲府夢小路」で食事や土産物探しなどどうでしょうか。

 

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