先日金沢にオープンした「しいのき迎賓館」に行って参りました。何かと申しますと、
「移転して空になった旧県庁の建物を現代風にアレンジして、おしゃれ空間にしたよ」
って感じです。兼六園や21世紀美術館のすぐそばという立地条件と、大正建築を活かしたレトロモダンな雰囲気で、多くの観光客が見込まれてるようです。詳細はこちら 。
でも裏から見ると、ガラス張りのおされな建物。
旧県庁はとても立派な建築物としてリニューアルしました。
で、ここの目玉は何と言っても「ジャルダン ポール・ボキューズ 」ってゆうフレンチレストランが入ってるってとこ。「フランスで三ツ星45年の伝統」とやらを引っさげ、代官山に続き金沢に進出だそうです。ちなみに、カフェスタイルは、銀座や六本木あたりにもあるみたい。・・・まぁ、どこも行ったことないけど(笑)。
今回訪館の目的は、レストランではなく
「石川とルイ・ヴィトン
ものづくりへのこだわり」
という期間限定イベントを見るため。石川とヴィトン??全く関係ないだろって思ってたけど、これがなかなかおもしろいイベントでしたよ。
ヴィトンの旅行用衣装ケース。右はタンス式、
左はハンガーで吊るす感じ。
特別仕様のバッグを仕舞うためのトランク(笑)。
これが話題のポールボキューズ。ディナーでも
石川県は加賀藩の時代に「ものづくり」を磨いた結果、「輪島塗」「九谷焼」「」「山中漆器」「加賀友禅」など、今でも独特の伝統文化が残ってます。それぞれの用途を極めて行き着いた先なんでしょうか。これがルイ・ヴィトンの「ものづくり」に対する情熱やスタンスと通ずるものがある、と。
確かルイ・ヴィトンのオーダーメイドポリシーとして、「旅に関連するもの」「持ち運びができるもの」「ルイ・ヴィトンのスタンダードを理解し、お互いをリスペクトすること」の3か条ってのが、こないだのデパに掲載されてました。あくまでもベースは旅行用のカバン屋さんなんですね。このあたりのこだわり、最近のチャラチャラした小物販売に隠れがちですが、さすがといったところでしょうか。
このイベントももうすぐ終わり。さて次回の訪問は・・・。花より団子、ポールボキューズでディナーにしよ♪