厳密に言うと、全然「本家と分家」ではないのですが。
例によって、「勝手に」「素人意見で」思ったことをつらつらと書かせてください。すみません。
(長文になります)
先日、ANAアメリカンエキスプレスカードが出た
という記事を書かせていただきました。
勝手ながら、私は読者の方意外のブログとか、掲示板とかは、あま~り見ないほうなので、他でも話題になっているかはいまいち疎いのですが、マイラー様には注目のカードなのかな、くらいには思っています。
ANAアメリカンエキスプレスカードについて勝手な感想を言わせていただくなら、一般カードは年会費が5,250円、移行手数料が都度かかりますが、まぁそこそこのカードなのかな、なんて思いましたが、ゴールドカードについては「これはひどい設定だなぁ・・・」と思わず思ってしまいました。
32,550円って・・・・・・・プロパーのゴールドカードが27,300円ですから、まるまる移行手数料を上乗せしただけ、という設定です。
そういう目で見てみると、一般カードの5,250円にもからくりがあって、よくみると、旅行保険がプロパーのグリーンより少なかったりするのです。
もちろん、別途開発されたカードですので、プロパーと比べるのはナンセンスかもしれませんが、これを見て私は率直に「クレディセゾンに比べて、本当に企画力がないなぁ」と思ってしまい、加えて「クレディセゾンのように思い切ったことができないくらいになってしまっているのかなぁ・・・」と勝手に思ってしまいました。
アメックスにはアメックスの考えがあり、クレディセゾンにはない「高級感」とか「ステータス戦略」などもあって、思い切ったことはやれない、やりたくない、ということなのかもしれませんが、もしそれで今回のカード発行ならば、「ちぐはぐ」と言わざるを得ません。
一方ではあちこちでWeb広告を打ち、あるいは該当でくじをひかせて勧誘活動をし、「アメックスのステータス性なんてとっくに宇宙の塵」と認識させておいて、それでもそういった幻想に頼るのは戦略としてはちぐはぐです。
私が普段思っているのは、「アメックスは新規会員獲得に力を注ぐけれども、一度引っかかった会員(わざとこういう言い方をさせてください)、つまり既存会員は大切にしない」ということです。
もちろんデスクはセゾンに比べれば圧倒的に質がいいですが、実際、会員のために何かしてくれているか?というと、新規会員の獲得に比べると、「非常におろそか」と言わざるを得ません。
逆に言うと、「いくらなんでも新規会員獲得にお金をかけすぎ」。
もちろん、ある程度「数は力」というのは分かりますけれどね。
今回のことで私が思い出したのは、クレディセゾンが「セゾンインターナショナルアメリカンエキスプレスカード」を出したとき(確か)のこと。
「確か」としか言えないので、あらかじめあやまっております。
「たしか」このカードが出たときだったと思うのですが(なんか郵貯カードが終了する時)、「えーーー?!こんなカードができるのぉ~?よくない~?プラチナよりコストパフォーマンスいい?そんなことはない?」なんて思っていたら、セゾンはなんと、セゾンプラチナアメリカンエキスプレスカードのポイントを「国内でも1.5倍に変更し、既存会員との不公平をなくすよう、均衡を保つよう「改善」してくれたんですよね~。
「あっ、プラチナも底上げされるのね、だったらいいや♪」なんて思った記憶があります。
「底上げ」なんて簡単に言いますが、これも簡単なことではないと思うんですよね。
まぁ、これが「ポイントだから簡単だった」という意地悪い、逆の意見も言うことはできますが。
ようは「姿勢」だと思うんですよね・・・・・・
まぁ、何度も言いますが、セゾンはデスクがあのていたらくで、プラチナでも全然デスクにお金もかけていなく、おそらく「社員教育」なんて一切していないでしょうから、かかるコストが違う、デスクの質の違いがこの「部分」の差・・・・と言われると、反論ができないのですが。
でもやっぱりクレディセゾンと比べると「な~んか面白みがないなぁ・・・・」って思ってしまうのです。