増やせるものと、増やせないもの | レッスンやライブにすぐに活用できる!コンピューター音楽入門講座

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ジャズ・ポピュラー音楽講師・ミュージシャンのヨッシー佐藤です。
このブログではレッスンツールやライブのアレンジに役立つコンピューター音楽の基本的な内容について解説しています。

ポピュラー音楽講師・ミュージシャンのヨッシー佐藤です。

前回はCPU、メモリ、ハードディスクに関する単位(ヘルツやバイト)についてご紹介しました。

今回は、新しい言葉を覚えましょう。

スペック

と言う言葉です。

簡単にいうと「CPUやメモリ、ハードディスクなどパソコンの性能」のことを言います。

この言葉がなぜ重要かというと、パソコンのスペックによって使える音楽ソフトと、使えないソフトが出てくるからです。

試しに譜面作成ソフトの「Print Music」をネットで調べてみましょう。

まずこちらのページをご覧下さい。

ソフトが使える動作環境(パソコンのスペック)がのっています。

使えるOSは・・・

•OS:Windows 8 / 7 / Vista / XP(64-bit 対応)


※Windows 2000/Me以前のOSではお使いいただけません。

もしお使いのPCが古くてOSがWindows 2000の場合は使えないということになります。

逆に新し過ぎても、ソフトがまだ対応していなくて使えないケースもあります。

CPU、メモリ、ハードディスク(HDD)についても説明がありますね。

•CPU:Pentium4以上のCPUを搭載したPC

•メモリ:512MB以上

•HDD:500MB以上の空き容量

さてお使いのパソコンのCPUがPentium3の場合は、どうすればよいでしょうか?

この場合は、思い切って新しいパソコンを購入することをお勧めします。

なぜかというと、CPUの増設はできないからです。

つまりCPUの容量をあげることは基本無理ということです。

これに対し、メモリやHDDは増設が可能です。

お使いのPCのCPUでメモリが1GB、でHDDの容量が200MBしかないときは、(あまりこういったケースはありませんが・・・)、HDDの容量を増やすことは可能です。

メモリに関しては増設の上限があるので、電気屋さんに相談するか、ネットで調べてみてくださいね。

ちなみに、CubaseなどのDAWソフトをある程度使っていきたいということでしたら、メモリは現時点で、最低4GBは必要です。

メモリは最低○○必要と言う表示があっても、安定した動作を求める場合は少なくとも、表示の2倍くらいのメモリをもったPCを選ぶことをお勧めします。

まとめると・・・

・CPUは増設できない→なのでPCを購入する時はなるべくその時に一番早いCPUのものを選ぶ

・メモリやHDDは後からでも増設は可能→なるべくメモリの容量は多めにしておく


ということになります。

次回はOS(オペレーティング・システム)についてご紹介したいと思います。