市川公演に引き続き2週間を置いて田村ゆかり*Wonderful Happiness*09.06東京公演@東京ガーデンシアターに参加してきました。今回のツアーは波乱もなく予定通りに進んでいるので、もう今日と明日とでツアーが終わってしまいます。してみると同じような日程でも振替公演で10月下旬までずれ込んだHoney bunnyツアーが異常だったな、と気付かされますね。

土曜日は仕事なので昼で切り上げる予定でしたが、見込みより二時間以上終了が押してしまいました。それでも会場には16:15には着けましたのでよしとします。席はアリーナで10列目くらいと前の方ではありましたが、ホールと違ってアリーナ内の段差がないため結構見えづらい角度でした。大抵2daysの場合はアリーナとスタンドを半々に割り当てられることが多いので、明日はスタンドかなと思っています。が、東京ガーデンシアターの座席の造り的にスタンド席の方が角度的には見やすいですね。5Fまで行くと怖さはありますが。
上手・下手は機材を暗幕で隠していましたが、今回はトロッコや客席に姫が下りる一幕はありませんでした。でも最後のお手振りの際に機材ゾーンをオープンにしてまで暗幕を外して姫が客席に近づけるように工夫したスタッフさんの気遣いが素晴らしかったですね。また開始・終幕にかかせない緞帳が東京ガーデンシアターの備品としてなかったそうで、姫サイドで持ち込んだそう。どおりで地方の劇場で見かけた分厚く刺繍の入った年代物の幕でなかったわけです。
客席の仕上がり具合は、全16公演中15公演目ということでほぼ出来上がっていますが、やはり新曲の長口上やについては浸透している曲とそうでない曲の差がはっきりありますね。管理人個人としては「好きしかありえない」はぎりぎり許せるかな、と思っていますが…。一方で、クラップすべきところや飛び跳ねるべきところなど変則的な合いの手やサイリウムアクションがちゃんと揃うのは、やはり曲を聴きこんで現場に臨んでいる証左で、客席の練度やレベルの高さにはいつもながら感心してします。
映像は相変わらずの謎ポエムですが姫の音声が乗ったのは先週から? 今週から? 「お気に入りのプリンを買って」に合わせてこの時間(トイレタイム)をプリンタイムと呼んでいる王国民がいて笑いました。つなぎの映像は桃色男爵お勧めのおつまみ紹介でしたが、ガルーダ会長の「塩」をこぶしに載せてなめながら辛口の日本酒というセレクションが格好良かったです。またメリーさんがアニメロサマーライブ参戦のために不在だった大阪・神戸公演の模様も流されましたが、今回は代役(よしおさん)は立たなかったのですね。
MCでは、姫が「今自分はどうやって歌っているのだろう」と自分の体の使い方を妙に意識して袋小路にハマりかけることがあっても「歌もお芝居も正解はない」と開き直って本番に臨むといった心の使い方を話してくれたのは興味深かったです。他には食べ物ネタでお弁当をがめている話や、会場近くにあるサーティワンアイスクリームで王国民は姫が大納言推しだと思って注文している(昨年は近くの他店舗から取り寄せる程に注文が集中したそう)が、実はもっと好きな味があるという衝撃の事実が明かされました。管理人も自宅近くのサーティワンアイスに時々行くのですが、もっぱら大納言小豆しか食べていませんでした…。
そして今日の公演には福岡からご両親がいらしていること、千秋楽には30年位会っていない(その時は赤ちゃんだった)いとこの子どもが見に来るのがプレッシャーという話も出ましたが、「ゆかりのいいところを見せたい、皆のいいところを見せたい、小学六年生が恐怖するくらいの皆の狂気を」とも述べていました。確かツアー2か所目の福岡で郷里の親戚の方達が何人も来ると言っていましたから、「恐怖」というのはその感想でしょうか。いずれラジオとかで語られる日が待ち遠しいです。まぁ一般的な感覚からすると王国民のコールやサイリウムの揃い様は良い意味で普通じゃないんだろうなぁと思います。
【セットリスト】
01.ワームホール・バスストップ
02.Play!
(MC)
03.爪先立ちのシンデレラ
04.Vanilla Lover
05.あれもこれもFlexibility
(映像)
06.だって×2 ウキウキ(アコースティックver)
07.レリーフのひとかけら(アコースティックver)
08.Jelly Fish(アコースティックver)
(映像)
09.QT Two-Face
10.ちょっとだけワルイコ
11.SUKI KIRAI
(映像)
12.2つの言葉
13.Luminous Party
14.キネマ
(映像)ツアードキュメント(大阪・神戸の模様)
15.可愛いは誰のせい?
16.恋はBoon Boon Boon
17.恋をした
(バンド演奏)ちょいちょい見切れで登場する姫のお茶目なこと
18.Wonder habit
19.涙のち晴れマーク
20.ケセラセラ
21.カーテンコールの向こうへ
(encore)
22.しあわせCode
(MC)
23.好きしかありえない
24.君の街まで
というわけでいよいよ明日が千秋楽。個人的には今回のセトリはBGMで流すにはいいけど、没入感が強くなく薄味のセトリという感想を持っていますし、ツアー参加も家族との予定もあって3割程度にとどまっていますが、それでもやはり姫と王国民と過ごせる貴重な時間と空間をしっかり味わってきたいと思います。