RADWIMPS - RADWIMPS 3 ~無人島に持っていき忘れた一枚~ | DIG!DIG!DIG!

RADWIMPS - RADWIMPS 3 ~無人島に持っていき忘れた一枚~

RADWIMPS
RADWIMPS3~無人島に持っていき忘れた一枚~

1.4645
2.セプテンバーさん
3.イーディーピー~飛んで火に入る夏の君~
4.閉じた光
5.25コ目の染色体
6.揶揄

7.螢
8.おとぎ
9.最大公約数
10.へっくしゅん
11.トレモロ
12.最後の歌


評価:★★★★★★★★☆☆ 8


ちきしょう。

同い年の作る音楽にこんなに心動かされるなんてなんか悔しいけど、いいんだよ。このアルバム。

いい音楽なんだ。


メジャーデビューしてからのシングル曲「25個目の染色体」、「EDP~飛んで火にいる夏の君~」

はタイトルもちょっとぶっ飛んでてそこまでピンとこなかったから

それほど期待してなかったのに、いざ聞いてみたらすごいよかった。


一言で表すと、すごいやさしいアルバム。またはあったかいアルバム。

Vo.ノディー(失礼)の歌い方はすごい優しい感じで、楽曲も激しい曲は少なく

切なげなセンチなメロディーの曲が多い。

というか、シングル曲以外のできがシングル曲以上なんだな、ほんとに。


#1「4645」、#2「セプテンバーさん」がまずすごいあったかくてせつない。

GOING UNDER GROUND的なあったかさ。



#3と#5の何度か聞いたことがあるシングル曲はアルバム全体を聞くのに

いいアクセントになりすんなりとアルバムにはいっていける。


相変わらず早口で、歌詞が聞き取りにくい部分もあるけど、いざ歌詞を見ると

そこはオリジナリティにあふれていて20歳の若さ、遊び心がふんだんに織り込まれている。


特にインパクトに残ったのは#9「最大公約数」。

この歌は男女の恋愛を二人の最大公約数をさがそうという比喩で歌った歌。

その中で気に入った部分を伐採。↓


別れる理由3つあるなら 別れない理由100探すから (中略)


君が8なら僕は2になる 僕が10なら君は5になる

君+僕はなんだろう 君-僕はなんだろう


ここだけのせてもわからないかもしれないけどなんか頭に残るよこの部分は。


前回の「なんちって」ぐらい激しい曲は#10「へっくしゅん」ぐらいで、

激しさを求めたら足りないかもしれないけど、

それを補うほどの切なげなメロディーとポップセンスはやはりすごいものをもってる。


#7「蛍」、#11「トレモロ」などもいい。



ELLEGARDEN、ストレイテナーといったロックファンから、

スピッツ、レミオロメンなどのファンまであらゆる人に引っかかるのではないかと思う良作である。


☆これらのアーティストが好きな人はこの作品も気に入る!・・・はず☆

◎レミオロメン

○GOING UNDER GROUND

△Comeback My Daughters