堀江宏樹・滝乃みわこ「乙女の日本史」 | DIFFERENT-TRAINS

堀江宏樹・滝乃みわこ「乙女の日本史」

私が乙女かどうかはさておき、私の中で起こっている、静かな江戸ブームの延長線ということで。

高校時代、世界史を選択したので、日本史に滅法弱いんです。(言い訳です…)

気になる人や、出来事については、ちょいっと調べたりもするんですが、そういった掻い摘み知識なので、流れがよくわかっていないことが多々。

さらっと読めそうなのと、著者二人が私と同い年ということにも興味を持ちまして。

注釈が多いので、けっこう読みでがありました。

途中途中に、関係する本・マンガ・映画・ドラマ・ゲームなどがふんだんに紹介されています。

荻原規子の「空色勾玉」なんて、小学生の頃ですよ。読んだの。(懐し)

大和和紀の「あさきゆめみし」、また読みたいな。とか。

よしながふみの「大奥」に、安野モヨコの「さくらん」…知っているものも知らないものも多数。

実家を出てから唯一見ていたNHK大河ドラマは、「新選組!」でしたね。そういえば。

映画「ラストエンペラー」も、観たくなりました。(何度目?)

視点が「乙女」とされているように、女の人が日本史を掘り下げるきっかけにいい一冊かと思います。


笑ったのは、滝乃みわこ氏の紹介文の一部。

「小学生のときに見た年末時代劇スペシャル『白虎隊』で日本史ファンになり、著書の『スローライフにあこがれて』(メディアファクトリー)では、ストーリーに関係ない場面でも幕末の志士が出まくる。」

いったいどんな登場を???(笑)

乙女の日本史/堀江 宏樹
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私の本名、この本にも登場する武将(女子なのに…)の幼名から名付けられているんです。

弟も、幕末の人物から。

名付けたお父さん、どれだけ日本史好き…(苦笑)