停電・節電の裏で100万Vは活用されていなかった?? | さようならメタボ・減量徹道99.9-ダイエット執着駅-

停電・節電の裏で100万Vは活用されていなかった??

今や、関東エリアへ供給する、自社の設備としては、最後の稼動原発となる、柏崎原発。

ここから、上越の山脈を越えて、延々と送電線が敷設されている。

これは、プロジェクトXにも取り上げられた、世界でも最大級の100万V送電に対応した

高圧送電設備だ。

 だが・・。

 現在、この送電線は、50万Vの電圧での送電しか行われていない。

 電磁波に関して、周辺住民の理解が得られていないからだ。

しかし、関東で長期の計画停電が行われ、電力不足が恒常化している今。

同じ電力(単位時間当たりのエネルギー)を送電するのに電圧を上げる。

すると、それに反比例して電流は小さくなるので、現在の50万Vの送電に対して、

100万Vで送電すれば送電損失が1/4になるという。

 つまり、柏崎で稼動している原発が四基あるとして、その発電量は、約440万キロワット。

それは、関東に届くまでに、かなり、というか、相当、熱となって消えてしまっている。

 これを1/4にすれば、関東で使える電力は増え、ひいては、東北地域の電力不足や物資

不足の多少でもの解消につながる。

 政府や東電は、至急、この設備をフル活用してみたらいかがだろうか。

 すぐにでも100万Vの送電はできる設備は、既にあるのに。

 周辺地域住民も、群馬県や埼玉県地域は、計画停電エリアになっていて、自分達の

ためにもなるわけである。

 電磁波についての不安もわかるが、この状態では、背に腹は変えられないのではないだろ

うか。

 みんなが節電している中、知らぬままに、膨大な電力が、熱となって消えているならば、

それは、あまりにもったいないことではないか。