本日、古い友人(当方の認識)の、平家物語と短歌朗読ライブ。
君は、「仕事だから歌う」のだという。・・・それは、本音なのかな。単に「好きだから」では、生業ではないが、君の場合は生業だ、とそのことは頭では理解している。
けれど、好きでもないことを、30年近くも続けて、磨いてこれるのだろうか。
・・・親は、選べないのよ、なぁ。
とっとと離婚する親、不倫の果ての結果、自分が子供でありながら、生物学的に親になってしまう者。
しかし、子供には選択の機会すら与えられなかった。
「世界に生まれおちたいですか、どうですか?」という質問を受けたとしても、意味がわかるほどに成長できるのは、この世に生を受けてからの話しだ。
一方で、子供が欲しくてたまらないのに、授からない/授からなかった人、授かったものの、無事に成長させることができなかった、悲しい人がいる。
ずうっと、断腸の思いをひた隠しにされてきていた。
はじめからなければ、そんなにも悲しくはなかったろう。
どうして一旦希望を与えて、手ひどく女を苦しめ貶めるのか、無感情な神様は。
どうして男たちは死に急ぐ? 彼らの誇りや名誉は、女にはわからない。