痩せたい気持ちはどのくらいですか？

おはようございます。

急に暑くなりましたね。

つい冷たい飲み物に手が伸びそうになるかもしれませんが

冷たい飲み物や食べ物で体を冷やさないように

気をつけてくださいね

今日はタイトルに、

「痩せたい気持ちはどのくらいですか？」とかきましたが、

これは初回カウンセリング時に必ず聞くことなんです。

なぜこんなことを聞くのかというと

ダイエットをサポートしていくうえで、大事なことだからです。

普段、初めて出会う方からも

「私痩せたいんです！」

「アドバイスしてください！」言われることが多いのですが、

切実に痩せたいと思ってそうおっしゃる方は少ないようです。

「いいですよ」と言って

いざ痩せたい理由、具体的にどうなりたいのか

普段気をつけていることがあるのかなどを聞いていると

あいまいな答えしか返ってこなかったり、

忙しいとかと言い出したり・・・

本当はそんなに痩せたいと思っていなくて

もし楽に痩せられる方法があるなら痩せたい、くらいにしか

思っていないんだなと感じるのです。

そういう方の悩みや食事・生活習慣をいくら聞きだしたところで

本当に痩せたいと思っていない方にとっては

答えるのが面倒くさい質問でしかないわけで

「もっと楽に痩せられる方法ないの？」と思われるだけです。

少し前になりますが、

30kg以上痩せて「楽」にキープの竪田一生さんの記事で

ご自身がダイエットの相談に乗った経験として

今の生活のまま痩せられますか？ という記事がありました。

ダイエットの優先順位について竪田さんは指摘されていましたが

私は相談者に竪田さんのようなお返事をしたことこそないものの

わかるなあと頷きながら読みました。

「痩せたい」と思う人はたくさんいます。

ほとんどの人がそうだと言ってもいいでしょう。

しかし、痩せたいという気持ちの程度は人それぞれです。

絶対に痩せてオシャレがしたい

健康になりたい　　という人もいれば

何かいい方法ないかな？

あれば教えてほしい　　の人もいます。

後者の人は途中で面倒になってくるのか、何かと言い訳をして

たくさん食べた日の食事の記録をしなかったり

今月いっぱいは外食が多いし忙しいから

ダイエットは来月からまた再開するとか、

だいたいみんな同じような後回しにする言い訳をします。

ダイエットの重要度が高くないからでしょうし

私はそれに対しては何も言いません。

本気で痩せたいし、改善しなければならないことは改善するために

自分ときちんと向き合う、という人には

しっかりサポートしますしきちんと応えます。

しかし、痩せたいけど食生活は変えたくない、変えられない

ありのままを聞かせてほしいだけなのに

何でも「忙しい」を理由にして曖昧にしか答えなかったり

痩せることに対してそこまでこだわりのない人に

本気で痩せたい人と同じように接していると

「そんなことまで聞かれたくない（言われたくない）」

と思われてしまいます。

最初に痩せることに対する優先順位を確認して

どのようなスタンスでこちらもサポートすればいいのか考えるのです。

「楽な方法があれば教えてほしい」という方には

「食習慣・生活習慣から太ってしまった原因を見つけ出して

太りにくい体を作りながら健康的に痩せていく」

という地道なカウンセリングと行動変容のダイエットは合いません。

楽して痩せられてリバウンドしないダイエットが見つかればいいですが、

なぜ世の中にこんなに多くのダイエットが存在するのかを考えると

楽して痩せる方法はないということがわかるでしょう。

多くの人がダイエットに失敗するから

次々に新しいダイエットが雨後の竹の子のように世に出てきて

失敗した人は「前のは合わなかった」と言って

また新しい商品を買うのです。

一時的にでも痩せるならそれでもいいと

この繰り返しを一生続けることを選ぶ人もいるかもしれませんし、

その考え方を改めさせることからは私はしません。

「痩せたい気持ちはどのくらいですか？」というお話でしたが、

ダイエットを一番に考えないといけないということはありませんし、

そうでないと痩せないということもありません。

誰にでも、痩せること以外にも日常生活において

大切なことがたくさんあります。

でも言い訳ばかりしていては何も変わりません。

その結果が今の体に出ているということを自覚して

痩せてもっときれいになりたい、カッコよくなりたいと思えば

自然と行動も変わりますよ