何を食べないかよりも何を食べるか？
痩せるために何を食べないかを考える人は多いですが
逆に、何を食べるのかを考える人が少ないです。
実際、ダイエットを始めるときに多くの人がするのが
炭水化物や脂質を減らすことです。
これは間違いではありませんが大正解ではありません
外食や脂質の多いものを食べることが多い人は
脂質を減らす工夫をすることがまず大事ですが、どちらかというと
本当に脂質を減らさなければならない人よりも
減らすことにそれほど神経質にならなくてよい人の方が
炭水化物や脂質をカットしている傾向があります
もちろん、パンや麺類が好きでバランスが炭水化物に偏って
野菜が不足している場合は少し気をつける必要がありますが、
減らすことばかりを考えるのは、
痩せやすい体質を作るという意味では効果がありません。
炭水化物や脂質を減らしてカロリーは抑えられても
それは一時的なことです。
食べていない間体重が減っても元に戻したら体重も戻る。
これでは炭水化物や脂質を制限するダイエットを
体重が戻る度に一生繰り返さなければならなくなります。
それに、極端に制限するとストレスになって
結局甘いものが食べたくなって
しっかり食事をとっていれば食べなくて済んだデザートを
食べてしまうかもしれません。
食べたくもない置き換え食品やカロリーが低いこんにゃくを食べても
カロリー調整はできても脂肪は燃やせません。
『痩せるために何を食べないか』も大事ですが、
『痩せやすい体を作るために何を食べるのか』の方が大事です。
『食べない』『減らす』というマイナスばかりのダイエットよりも
『食べて痩せる』の足し算のダイエットの方が楽しいはずです。
これまでいろんな方の食事の記録をみてきて、
「これは食べ過ぎ」と思う記録はもちろん多いですが、
「痩せるための食材を全然食べていない」
「もっとあんなものとかこんなものとか食べてほしい」
と感じる記録が本当に多いのです。
つまり、
脂肪を燃やせる体を作る食べ物を食べていない人
が実に多いのです。
食べないことだけではなく、何を食べるのかを考えましょう
あれは食べてはいけない、これを食べたら太る、など考えながら
罪悪感を持ちながら食べると本当に太ってしまいますよ。
食事をおいしく食べて満足すれば
無駄な間食や本来体が求めていない食べ物は欲しくなくなります。
これまでの食事の記録を、ただ「食べすぎだな
」ではなく
ちょっと視点を変えて読み返してみてください