【スイスの水事情】硬水を軟水に。これで白い固まりとサヨナラ | スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住

スイス生活14年目突入。
スイス人パートナーと2019年、2022年生まれの息子達と2024年生まれの娘の5人家族。
スイスでの日常生活、
面白いこと、腹立つこと、
いろいろ日記として書いてます。


金曜日、日本人の方たちと、ご飯を食べました!

やはり西の人っていうのは、話すスピードとテンポが半端ないですね!(笑)
そういう私も、西だけれども…(笑)


日本人との交流のメリットはたくさんあると思うのですが、
その中でも、やはり、
日本での生活が中心であったことからくる共感
というのがやはり、多いように思います。

その一つがですね。



です。

硬水(こうすい) ・ 軟水(なんすい)

という言葉は、聞いたことがあると思います。

コントレックスという水がありますね。
私はこの、コントレックス、飲めませんが、あれは、硬水です。
つまり、ミネラル分がたくさん含まれている水で、飲むと重たく感じます。




私、このスイスの水について、ちょっと情報を集めてみました。





ここや → 世界の水の硬度 (クリックでとびます)

ここや → ミネラル量と水の硬度、硬水と軟水の違い(エビアン)

ここで → スイス水事情


簡単にまとめると、


水の硬度とは…
水1000ml中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表わした数値のこと。


・ 硬度0~100mg/l → 軟水、
・ 硬度101~300mg/l → 中硬水、
・ 硬度301mg/l以上 →硬水

東京の水道水の硬度は60mg/l前後軟水なんです。

上記のサイトによると、わりとスイスに近いドイツのミュンヘンで300ですから、
おそらく、スイスも相当な硬水だと思われます

一般に売られているミネラルウォーター。
馴染みの深いエビアンも、硬度304なので、硬水。

エビアンが硬水だと知らず、軟水だと思い込み、買ってしまったやんか!
無駄やった。


軟水だと、クリスタルガイザーや、ボルビックがあるようですね。
先日、ボルビックをショッピングセンターで発見しました。
近所のスーパーには売っていない…

何でや!!!




なぜ、私がこの水の硬さを気にするのか言うと…



まず、水の中に含まれるカルキの多さで、
キッチンのシンクなど、水で濡れた状態のままにしておくと、
白い跡形がついてしまいます。
放置すると、おそらく硬くて取れなくなるんじゃないかと心配になります。

キッチンまわりだけではなくて、洗面所の蛇口など、すべて、
この”白い跡形”が残って、仕方ないんです。

まあ、まだ、このあたりの水は体内に入れるわけじゃないので、
掃除さえしてればいいんですが、ただ、
シャワーをしたり、また、体内の取り込むとなると、話は変わってきます。



私、スイスに来てから、皮膚がすごく乾燥します。
石鹸も泡があまり、立ちません。
頭も洗ったのになぜか、痒いんです。

これ、すべて、この硬水だから、のようです。
ですから、石鹸もこちらには、泡が立ちやすいものがちゃんと売ってます。



そして、体内に入れるとなると、味がそもそも違います
煮物など、水を使うのが多い日本料理の場合は、影響がもろにでます。


お米を炊くときもそうですね。
お米は軟水の方が、柔らかく炊けるようです。




余談ですが、
9月に、彼と一緒に日本へいたとき、
日本の水で入れたコーヒーを美味しい、と言っていました。
私の実家では、浄水器をつけているので、
浄水後の水、浄水前の水、スイスの水。
これ、比べると、味が明らかに違うようです。

そして、コーヒーマシンも、私、メイドインスイスと知らず、
エスプレッソマシンを持っていたので、同じものを飲んでいた。
けれど、水の影響で味が違ったんです。


特に、紅茶を入れるとすごいです。
紅茶はコーヒーと違い、透明感があるので、
白っぽいというか、油のようなものがうきます。
それが、硬水によるものだったとは…




電気ポットの使用後も、すごいことになっています。
下の方に…何やら白くうごめくものでいっぱいになっている。
おそらく、煮沸されたことで、分離したんでしょうね。
そして、底には、こべりついた白いもの。
これ、放置しておくと、取れなくなるので、カルキ専用洗剤が必要です。
合わせて、ふたには、白い粉のようなものが付着します。


アイロンがけもそうです。
普通の水でやってしまうと、アイロンがぶっ壊れてしまいますので
専用の水が、スーパーで売られています。



おそらくですが、洗濯機等も、すべて、
硬水に対応したものになっていると思います。

コーヒーマシンには、3段階で、水の硬さを選べるようになっています。





ちなみに、日本でカルキ、というと、水道水の中に含まれる、
消毒液、のような意味合いがあると思います。塩素だとか。

ただ、こちらでカルキというと、石灰のことを指すようです。



彼曰く、日本とスイスの水道水じゃ、圧倒的にスイスのほうが良い。
フィルターを通した日本の水とは、同じくらいかな。

と、まあ、こんな感じのことを言ってました。
水道水が飲める、貴重な国が、スイス。
他のヨーロッパの国ではおそらく、飲めない、と思います。




☆★☆



そこで、スイスの硬水を軟水に変えるフィルターポット!!!!
実際はどれだけフィルター効果があるのかは知りませんが…

BRITA


スイス突撃奮闘日記☆ロードオブ移住


の存在を知りました。
先日の、日本人宅で、教えてもらったのです!!!


何でそんなものが必要なのか、と言うと?
上につらつらと述べたことが、改善できるから!!!



これ、ドイツ産です。早速使ってみましたが…

ス、ス、ス、
スゴイぞ
これはーーーー!!!


フィルターした水を電気ポットで沸かしてみると、
今までついていた白いものが見当たらない!!!
掃除が楽になった!!!

そして、その水で入れたコーヒーも、なんだか柔らかい気がするぞ!!



これからは、これでお茶も沸かすし、お米も炊くぞーーー!!!




そして、これで、今年最後のブログにしますーー!
みなさん、よいお年をお迎えください。

年明けは、グチからスタート予定です。




本日の1クリック左クリック、お願いいたします↓↓↓


人気ブログランキングへ