10月6日をどんな気持ちで迎えたらいいのか未だにわかっていない。

マッスル坂井に対しては特に変わった感情を持たないけれども。

ただ、興行を迎えるにあたって今のところけっこういつも通りの心もちではある。

マッスルだけに集中できてるのかって言ったらそんな事はないし

生きていくためにはマッスルだけやってりゃいいってわけではないし

マッスルに携わる事で金銭的に得をするのか?と聞かれればむしろ逆の面のほうが多いし。

それはきっと大体マッスルメンバーのほとんどがそうである。

でも、なぜだかみんななんとなくマッスルに携わる。

全部いつも通り。

でも、いつも通りがいつまでも続くわけではない。

時は流れる。

今回は、最後のいつも通りなのだ。


私には、こんな辞め方はできない。

こんな辞め方ができる人間は、限られている。

辞め方の美学が違うから、うらやましいとは思わない。

そもそも私は、たぶん辞めない。

きっと辞めないうちに辞めている。

だから、辞めるために興行をやるっていうことはしない。

でも、それができること自体、単純にすごい事だとは思う。

私の人生で心がけている事で

「自分にできないことをやってる人を理屈抜きで尊敬すること」

という一条がある。

そういう意味では、尊敬してやってもいいのかもしれない。


さあ、当日はどうなるんだろうか。

いつも通り、どうなるかわからない。


いつも通りの2日前だ。

どうなることやら。