山のぼり日記 -4ページ目
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根子岳BCスキー

根子岳宝石赤きました!

天候がいまいちだったので、登頂せず避難小屋を少し過ぎたあたりから滑走開始。
それでも充分、大満足でした。


DiDi’s 山のぼり


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3/14
奥ダボス第1リフト終点8:55 - 避難小屋10:05(休憩) - 風況鉄塔
(1860㍍)10:45 - 奥ダボス第1リフト終点11:25
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夜行発リフト券つきバス9300円で来ました。

池袋サンシャインで待ち合わせして、会ってびっくり。
荷物が少ない!?
Aoさんは共同装備をすべてもってきてくださる予定。
なのに、ザックはわたしの半分くらいに見えた。

「荷物・・・・これだけですか・・・・?」

そして、足元を見るとそれはスキーブーツ。
革靴なのでそのまま履いてきたということです。
板もだから細板ウロコでカバーなし。ビンディングがワイヤーじゃないので持っても大丈夫だそう。

なんて身軽なんでしょう。
うらやましい。

5:30頃現地に到着するのですが、民宿みたいなところのロビーでソファでまったりリフト開始まで仮眠できました。
この日到着したら、雨。

ガッカリ。
もう、やる気なくしてソファにまったり。

Aoさんは、寒冷前線がまだ通過しないか・・・・ と言ってた。
ふ~ん  と聞き流すわたし。
7時過ぎた頃、雨が雪に変わった!!

やったぁ!!

寒冷前線が通過したんだな。
とAoさん。
寒冷前線が通過すると寒気がくるから、それで雨が雪に変わったということ。
なるほど。 気象の勉強は一向にはかどらないでいます。。。。
こうやって、ちょっとづつ覚えていきます、きっと。


急いで準備して、
Aoさんにビーコンというものを借りました。
そして、使い方を教えてもらって装着。
シールもはじめて使うので、着脱の練習。
一番悪い状況、強風で雪が降ってる状況を想定しながらの着脱練習
そして出発。

リフトを乗り継いで終点へ。
ゲレンデは空かすか。
終点から上を見上げると、だだっ広い雪原。
しばらくはウロコだけで登りました。

途中からシール装着。
一気に足が重くなった。
重くて歩きにくい。
シールのせいか と思ったが。
斜面が急になったせいだそう。
ほんとに重い。
足の付け根、股関節が痛くなった。
わたし、脚力ないな。

山のぼり日記 by アラサー女子


気温は高めだけど、深々と降る雪。
重たいけどフカフカ雪でした。

両側にある木々に雪がかぶって綺麗。
だれもいない真っ白な山のなか、スキーであるく
"きゅっきゅっ"
という音とじわじわかく汗が気持ちいい。

Aoさん 「もっと強風だったら良かったのになぁ」
エっ汗
私 「雪が降ってるうえに強風なんていったら、辛いだけじゃないですかー」
Aoさん 「雪山ってのは、いい時ばかりじゃない。だから最初に雪山の洗礼を受けたほうが良かったんだけどなあ」  

いやいや、私は無風快晴で足首くらいまでの深さのサラサラ雪でいい景色を眺めながらのんびり滑走したいんですけど・・・。

"そんなのはない" か 笑。

ここは、親切すぎるくらいに標識がありました。
10メートルおきくらいにありました。
ガスっちゃっても、注意深く進めばけっこう大丈夫なくらい親切。
滑走は、ゆっくり慎重に。
板が雪にもぐってしまって不思議な感覚。

連続ターンなんて決められないから、一回ずつターン。
すぐに不安定になるのでかなり踏ん張った。


山のぼり日記 by アラサー女子


こういうところで転ぶと、起き上がるのが大変。
雪風呂状態になるようなところではありませんが。


ゆっくり滑ったはずが、あっというまにリフト終点まできました。


そのままゲレンデで滑走練習ではなく、
山に入ったときのための練習をしました。

転んで起き上がる
滑落停止
振り子トラバース
斜滑降とキックターン
ビーコン訓練


滑落停止は、ストックで滑落を止める方法。
実際に滑落するにはなかなか勇気がでずにいると、
ちょうど上から子供が滑落してきました。頭からまっさかさま。

滑落することもあるんだな と実感。
はじめて見た光景でした。

ストックでの滑落停止は難しく、いざ滑落してもできるかどうか。



ビーコン訓練は
アナログビーコンと3本デジタルビーコンで練習。
ひとつビーコンを埋めて捜索してみるということをしました。

山のぼり日記 by アラサー女子


このころやっと晴れてきた。

DiDi’s 山のぼり



アナログは難しい。
15分くらいかかりました。
デジタルにすると3分くらいで発見。
3本デジタルはわかりやすかったです。
見つけるのに10分以上もかかったら、危ないし意味がなさそう。
練習すると早く見つけれるようになるんだろうけど、ビーコンの練習ばっかりするのも気乗りしないので、
買うとしたらデジタルかなと思います。

ただ、このビーコン、、

6万円!!

無理です。

その他にバックカントリー道具として、スコップにゾンデ棒。
スキーが着けれるスキーザック。
が今のところ必要と思われる道具たち。
また来年かなあ。









美瑛の丘めぐり

冬休みのテレマーク練習の仕上げに。


わざわざステップカットソールのテレマークスキーを買ったのも、

登って、歩いて、滑る

の3つをひとつの道具でしたいという欲を張ったため。


この欲望を満たすために、丘めぐりツアーに参加しました。


日本で最も美しい村連合

美瑛の丘

diddy’s 山のぼり photo

夏はメルヘンの世界。

冬は初めてきました。


360度 どこを見渡しても絵になる街。

ここは車ではなく、静かに自転車でめぐりたいところ。

冬はテレマークスキー!! 



だれも滑ってないふかふか深雪

一緒に来た母親が童心に返ってはしゃいでる!!


母親のスキー歴

 ・・・・・・・子供の頃に通学で使用。

      手作り木の板にゴム長靴 ・・・・・・・・・・・・・・・

歴史を感じました。



diddy’s 山のぼり photo


真ん中にぽつんと見えるのが私。

開放感たっぷり!!


diddy’s 山のぼり photo


美瑛は美しい風景にマッチする可愛いカフェが随所にあります。

今回はガイドさんに勧められるがままにGoshというカフェでランチ。


diddy’s 山のぼり photo


おしゃれカフェにはめずらしくボリューム満点すぎて食べきれません。



ガイドさんいわく

ステップカットソールはやっぱりターンが難しいそう。

ウロコ部分がちょうど弓なりに浮いてるので、よほど体重のしっかりした人じゃないと踏み込めないそう。


でも


「バックカントリーに入ったら関係ないよ。だってゲレンデと違って深雪だからね。踏み込まなくてもちゃんと雪面とらえてくれるよ。」


ふーん。

いつになったらBC行けるやら。


「極度の斜面恐怖症じゃないかぎり、すぐにBC大丈夫だよ。僕のツアーはけっこういい加減でね。20センチも斜面降りれない恐怖症じゃない人意外は全然大丈夫」



ガイドさんは25歳のときに始めてゲレンデスキーを体験。

そのときに思ったことは 「もう2度とスキーなんてやらない!」 

 


山登りが好きだったので、その後北海道に移住してからクロカンをはじめ、楽しい思いをし


スキーができたら冬山行けるのかな  という思いが高まり


もっと安定感のあるテレマークに切り替え


今となっては、自由自在に操れるようになったそう。




来年は丘めぐりじゃなくてBCツアー申し込もニコニコ

北アルプス 燕岳


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【2008.8.18(月)】

6:30中房温泉(1450m)→7:10第一ベンチ→7:50第二ベンチ→8:30第三ベンチ→9:20富士見ベンチ

→10:30合戦小屋(休憩1h)→13:00燕山荘(テント泊)

【2008.8.19(火)】

7:00燕山荘→12:00中房温泉

【2008.8.20(水)】

上高地・徳沢ロッジキャンプ場泊

【単独行】

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夏休みなので、燕岳→常念岳→蝶が岳→上高地の3泊4日縦走しようと楽しみにしてたのに。

2日目は強風・大雨のためしぶしぶ断念。

なんとか前に進めないかなあと表銀座コースを10メートルくらい歩いてみたけど、

風が強すぎて稜線から落ちそうだった。。。


一日目はとても天気がよく、気分よく登ってました。


第3ベンチからの眺め↓


 山のぼり日記 by アラサー女子

合戦小屋では、なんとスイカが売ってる!?

1カット800円。かなり大きい。

たぶん普通のスイカなんだろうけど、スゴイおいしいラブラブ

いつのまにか団体さんに囲まれてしまったので、一緒にまぎれてランチにしてしまいました。


燕山荘に着いたらさっさとテント張って、燕岳へ。

面白い岩のオブジェがたくさんあって楽しい。

自然美術館みたい。



山のぼり日記 by アラサー女子


山のぼり日記 by アラサー女子


燕岳に到着したら、山岳ガイドさんと遭遇。

周りに見える山の説明をしてくれました。

 ぜんぜんわからない。。。。。。。。。。


2日目、縦走を断念して中房温泉へ。

 下山途中から大雨になり、雨具の意味もなくずぶ濡れ。靴の中もプールだし。

 このままバスには乗れないという状態だったので、下山後目の前にある中房温泉へ宿泊。

ここは日本秘湯を守る会会員宿というところ。ちょっと期待が膨らみます。

部屋は山小屋タイプの部屋。ほんとに山小屋みたい。うら寂しい感じ。

まずは、乾燥室へ濡れたものを干しに。

ほとんど全部。ザック・テントまで干しちゃいました。


温泉は沢山種類があって、どれもほぼ貸切状態音譜

一番良かったのは夜の蒸し風呂。暗闇の中、天窓からさす外灯の光にうっすら照らされながら寝るのは心地よかったです。20分くらい入ってたかな。誰もこなかった。


露天風呂は全部混浴。一箇所だけ鍵をかけて入れる貸切風呂があります。

ここも良かった。


 山のぼり日記 by アラサー女子

どのお風呂も良かったけど、ここは薄暗い夜に入るのがいいと思います。

翌朝の明るいときに入るとけっこうがっかりするかも。


3日目。

次の日に上高地から新宿行きのバスを予約してるので、上高地へ電車移動。

せっかくだから観光でもしよっかな。

混んでるー。バスはギュウギュウ。上高地って人気あるんだなあ。

隣に座ったお上品な女性は上高地ファンらしく、いろいろと教えてくれました。


河童橋付近は人がいっぱい。観光客だらけ。

落ち着いてキャンプしたいなら小梨平キャンプ場ではなくて徳沢ロッジまで行ったほうがいいよ、と道中いろいろな方から聞いていたので、徳沢まで歩きました。確かに小梨平は観光客が多かったので落ち着かないかも。

徳沢までの道は、隣に川が流れていてずっと綺麗でした。


山のぼり日記 by アラサー女子


明神までは人が多かったのに、この先は一転。誰も歩いてない。

ちょっと心細くなりながらも歩き続けると、登山客とけっこうすれ違ったので安心。


噂どおり、徳沢キャンプ場はだだっ広くて綺麗なところでした。

またまた星空が見れました。

でも、また写真は失敗。


4日目。

温泉めがけて歩いてると、よく「どこの山登ってきたの?」と声かけられました。

 聞かないで、、、登ってないんだよ(>_<)


印象深かったのは80歳になるという女性(ぜんぜん80歳に見えない)。

まだ毎年槍ヶ岳に登ってるそう。一人で。

よく一人で歩いてると、「怖くないの?」とか危ないから辞めたほうがいいと言われちゃうことが多いけど、

この人は、一人歩きを勧めてくれた。

「一人がいいよ、危ないと思ったら引き返してこれる、コース変更もできる。」

「でも一人は夏の有名な山だけだよ。それ以外は危ないから駄目だ」とも言ってくれました。

今回予定していた縦走ができなくて悔しいことを話したら、

「悔しいことはないんだよ、無理して怪我したり命落としたら、もう楽しめないんだからね。

まだ若いんだからこれからいくらでも登るチャンスはあるんだから、危ないときは潔く辞める勇気は大事だよ」って。

こうして励まされたあとは槍ヶ岳に登るお勧めコース(初心者用コース)を教えてもらってお別れ。

ずーっと縦走できなかったことを残念に思っていたので、励まされました。



予約していた帰りのバスを待っていたら、なんと、ここへくるために乗ったバスでお隣さんだった上品な女性がお見送りにきてくれました。しかもお土産のケーキまで用意してくれてた。すぐにバスに乗らなければならなかったので、連絡先もなにも聞けなかったのが心残り。とっても嬉しかったです。

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