ランコ デスポトビッチ加入決定 | 気付いたらレッズ中心の生活でした

ランコ デスポトビッチ加入決定

 FW エジミウソン選手の、アルガラファ(カタール)への完全移籍が決定し、先日試合前にセレモニーがありました。
気付いたらレッズ中心の生活でした
色々とありましたが、浦和レッズの為に頑張ってくれた選手だったと思います。そして、契約期間中の移籍で浦和レッズにお金も残していってくれました。

今まで本当にありがとう音譜そして、ACLで会いましょう!!


エジミウソン   
EDMILSON Dos Santos Silva
1982年9月15日生まれ(28歳)
FW 183cm/77kg 
国籍:ブラジル 出身地:バイーア州サルバドール市
サッカー歴:パルメイラス-アルビレックス新潟-浦和レッズ

通算:リーグ戦226試合109得点/カップ戦37試合22得点/天皇杯12試合4得点/ACL4試合2得点




そして、ジローナ(スペイン)から、ランコ デスポトビッチ選手の加入が決定!!

どういった選手なのかまだまだ判りませんが、期待せずにはいられませんねニコニコ

オフィシャルに載っていた記者会見の記事を転載します。
                                   
Ranko DESPOTOVIC  
ランコ デスポトビッチ
登録名:デスポトビッチ
1983年1月21日生まれ(28歳) ロズニツァ(セルビア)出身、国籍:セルビア
FW 185cm/75kg  
背番号:31
 
<チーム経歴>
Loznica-FK Vojvodina-Macva Sabac(期限付き移籍)-FK Vojvodina-FC Rapid Bucuresti-Real Murcia-UD Salamanca(期限付き移籍)-Girona FC
  
◆セルビア代表:4試合出場
2007年11月24日(ベオグラード)EURO予選 
セルビア1-0カザフスタン フル出場
2008年5月28日(ドイツ・ブルクハウゼン) 国際親善試合  
セルビア1-2ロシア 前半45分のみ
2011年6月3日 (ソウル)国際親善試合 
韓国2-1セルビア 後半76分に途中交代
2011年6月7日 (メルボルン)国際親善試合 
オーストラリア0-0セルビア 後半64分から途中出場
 
◆プロフィル
セルビア代表歴を持つ右利きのストライカー。恵まれた体格を生かしたゴール前でのパワフルなプレー、ゴール前での巧みなポジショニングから、点で合わせてゴールを奪うプレーが特徴。
2007年、当時セルビア代表の監督を務めていた、スペインの名将、ハビエル・クレメンテ監督に抜擢され、セルビア代表デビューを果たす。2008年には、そのクレメンテ監督が就任したスペインリーグ2部のレアル・ムルシアに加入。その後、同じスペイン2部のサラマンカへの期限付き移籍を経て、2010/2011シーズンは、同じくスペイン2部のジローナで34試合に出場し18ゴールをあげた。(2部リーグ得点ランキング4位)
今年の6月上旬には、セルビア代表として、韓国、オーストラリアとの親善試合に出場した。
 
ランコ・デスポトビッチ
「まずはじめに、これだけの記者のみなさんに集まっていただいて、本当に感謝しています。ペトロヴィッチ監督を含めて本当にいろいろ話をさせてもらいましたが、このチームのためにゴールを決めたり、チームのために良い結果を生み出せればいいと思っています。そして、僕がここにいるのは、このチームの力になるためです。勝利のために全力で戦いたいと思います。
自分の国では、勝利というものをなかなか実感できなかったのですが、日本での一番の目標は勝利です。そのために戦いたいと思います。それは、もちろん簡単なものではないと思いますが、監督を含めこのチームが持っているクオリティーを考えれば絶対に不可能はないと思いますので、勝利のために一生懸命やっていきたいと思います。良いクオリティーの選手、勝つための要素は揃っていると思います。みんなで一生懸命やっていけば、必ず良い結果を出せると思うので、このチームのために自分の力のすべてを尽くして、良い結果を出したいです。
チームが今、それほど良い状況ではないということも知っています。チームのためにプラス思考で、何かを変えていければ絶対に良い結果を出せると思うので、そのためにみんなで対策を練って、自分もこのチームにしっかり貢献したいです」

【質疑応答】
(自分のプレーのセールスポイントは?)
「僕だけではなく、チームがどういうふうにプレーをするかによって変わってくると思います。周りの選手のプレーの仕方、どういうクオリティーを求めているかによって僕のプレースタイルも変わってくると思いますし、チームが必要としているプレーの中でこれから自分の良さを出していけたらいいと思います」

(一緒に練習してみての印象、名前を覚えた選手などは?)
「まだそんなにたくさん話していなくて、仲良くなってはいないですが、練習を一緒にやって好感を持ちましたし、良い仲間ができるという気持ちになれました。まだ3日間だけですが、これから必ず良い仲間を作って彼らと良いプレーができると思っています。これから仲良くしていこうと思います」

(ガンバ大阪戦を見ての印象は?)
「まず、スタジアムに着いた瞬間に、とても大きなスタジアムでびっくりしました。言葉にできない美しい光景だと思ったのは、サポーターが最初から最後まで応援して、大きな声を出してモチベーションを上げたりしていて、そういう光景を見て驚かされましたし、本当に素晴らしい光景だと思いました。本当にすごいと思ったのは、一人一人のサポーターがあれだけ浦和レッズというチームを応援してくれているというのは、ものすごく大きなエネルギーだと思いますし、彼らの笑顔を見て本当に元気をもらいました」

(急な移籍だったと思うが、オファーを受けたときの気持ちは?)
「オファーを受けたときに、一つも迷いを感じませんでした。このチームがとても大きな規模であることも聞きましたし、すぐに判断をさせてもらって、ぜひ行きたい、という答えを出しました。スペインリーグで3年間プレーをしていましたが、そのときに日本人の友達が3人ほどいて、彼らから日本がどういう国か、このチームがどういうチームかということも聞いていました。オファーが来たときには迷いも感じず、安心していました。スペインでは3年プレーしたし、僕がスペインでやるのはここまでだ、次に僕のキャリアを積んでいくのは日本だとすぐに決めました」

(ペトロヴィッチ監督との接点は?)
「ユーゴスラビア代表でプレーをしているときのことも知っていますし、オランダやドイツでコーチをしていて、彼についてもいろいろ聞きました。日本からオファーが来たときに、彼が良い監督であるということも知っていましたし、安心してこのチームに入りました」

(サポーターへのメッセージを)
「まず、彼らのために自分のできることを、最後まで、息が続く限り生かし続けたいと思いますし、呼吸が切れるまで自分のプレーを見せられればいいと思っています。それによって、サポーターの方も僕らに力を貸してくれると思いますし、何か特別なものがそこから生まれると思います。スペインでプレーをしているときに、日本で大震災があったことを聞いて、本当に悲しい気持ちになりました。今、浦和レッズというチームでプレーをすることになりましたが、自分が悲しい気持ちを感じた分、被災者の方々に何か喜びをあげることができたらいいと思うし、そういうことによって笑顔が生まれるのであれば幸せなことだと思います」

(FWというのはゴールを決めるのが大事なことだが?)
「ゴールというのはFWの選手にとって一番大事なことだと思います。ただ、僕一人でゴールを決めるわけにはいきません。チーム全体で良い働きをすることでゴールが生まれると思います。今、自分に足りない要素があれば、それも身につけて、このチームのために貢献できれば、もっと良いプレーができると思います。僕だけではなく、チーム全体で、他に可能性を持っている選手もいると思うので、ほかの選手にもチャンスを与えることができたらうれしいです。もちろん、チャンスが来たらゴールを決めたいです」

(スペインリーグにいた日本人の友人というのは?)
「ジローナでプレーしているときには『ヒロシ』という選手ととても親しくしていて、仲良くしていました。それと本間和生選手とウチノ選手です。本間選手は今、ハンガリーでプレーしています。ウチノ選手は今、東京に帰ってきて練習を続けていてプロをめざして準備をしているようです」

(震災の話があったが、日本へ来ることへの恐れなどはなかったのか?)
「スペインの友だちの日本人選手が『怖くない』とずっと僕に言っていて、彼らが怖くないのであれば、僕も恐れる必要はないんだなという気持ちになって、ここでプレーする決断をしました。怖い気持ちはありません。彼らが怖くないのならば、僕にとっても怖くないはずという安心感がありました。もちろん、地震は起こって欲しくありません」

(海外から日本に来ると、食生活や言葉の壁など、乗り越えないといけないものがあるが?)
「喋ることに関しては、本当に大きい壁だと思います。ですが、食べ物に関しては、日本食は大好きで、毎日の食生活が楽しみです。箸も問題なく使えるし、スキヤキが大好きです」

(練習を見ていても、この会見での受け答えを見ても、真面目という印象を受けるが?)
「こういった場所でお話するときやピッチでサッカーをしているときは、常に真面目な考えだったり、真面目な姿勢で練習に取り組んでいます。ですが、自分の友だちと話すときは騒いだり笑ったりもします。こういった仕事の場面では、いつも真面目な姿勢です」

(あなたの加入によって観客が増えることを期待したいのだが?)
「サポーターの方々を喜ばせたいという気持ちがもちろん第一であって、彼らの喜びのために一生懸命戦っていきたいと思います。そして1人でも多くの日本の方にこのチームを応援していただけたら、本当に嬉しく思います。そのためだったら、自分のすべてを尽くして彼らのために戦いたい、サポーターから大きな力を借りて戦いたいと思います」

(これまでは現地の言葉に柔軟に対応してきているようだが、話せる言葉は?)
「スペイン語、英語、セルビア語です。他には喋れません。日本に数年いれば、日本語も喋れるようになるかもしれませんね」

(目標は何得点?)
「数字をはっきりと言ってしまうのは、少しナンセンスなことかなと思います。なぜならば、一生懸命日々練習して良いチーム作りをしていけば、自分が今言う数字を上回る可能性が生まれると思います。なので、今、その数というのを言うのは控えさせていただきますけど、必ずたくさんのゴールを決められるようなプレーをできると思いますし、信じていてもらいたいと思います」

(チームに何を求められるかでプレーは変わってくるとのことだが、ストライカーとしての自身の得意な形は?)
「スペースにスピードを使って速く入ったり、ボールに対して勢いよく入って行くという自分の特長を出せるんじゃないかと思います。ですが、チームと一緒に練習することによって、もっと自分のプレーを生かせると思います。きっと自分が今持っている特長よりももっと良い形が出てくると思いますし、もっと良いクオリティーのプレーができるんじゃないかと信じています」