「がんになりにくい生活」と題したシリーズをはじめます。 | "World Business Trend Tracking"/「世界のビジネストレンドを読む」――Headline

「がんになりにくい生活」と題したシリーズをはじめます。

掲題のとおりですが、「がんになりにくい生活」というテーマのシリーズをはじめたいと思います。


今の時代、二人に一人ががんに罹り、三人に一人ががんで死ぬ時代です。そんななかで、がん抑止のために、普段の生活にかなり役立つであろう本を見つけて読んだのが、この連載をはじめようと思ったきっかけです。


その本は――

『がんに効く生活―克服した医師の自分でできる「統合医療」』(ダヴィド・S. シュレベール)
¥2,310
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です。著者はフランス出身、米国で活躍する研究者であり、精神科医です。31歳のとき、脳機能の研究のため、自ら測定器に横になった際、共同で研究を行っていた友人に脳腫瘍を発見されました。


本書には、その後の闘病の様子と、自分でできる再発防止法――「統合医療」を探し求めた結果が凝縮されています。


がんを患う前に是非とも読んでおくといい内容なのですが――筆者は「再発防止法≒予防法」と捉えています――いかんせん、版元がNHK出版ということもあり、販促があまり上手くなかったのか、数千部しか売れていません。非常にもったいないことです。


ついては、同書の要点(エッセンス)を順次ご紹介していきたいと思います。


ただし、列挙していく要点の根拠や背景などを詳しく書くと、一回一回がたいへん長くなってしまいますし、著作権の問題もありますので、結論部分だけをご紹介し、詳細を知りたいと思われた方には、その時点で同書を購入してもらえれば、と思います。