次男、クアラルンプールのインター小学部での
保護者懇談会記録 @2017年3月。その1。
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担任の先生との予定時刻よりも早めに着いたので
校舎の中をうろついていたら、
「(ブラス)バンド」の教室に行き着いたので、
バンドの先生に次男の様子を訊いてみることにしました。
(このインターでは弦楽オケが無く、5年生はブラスバンド参加が必須。)
自分の子供たちが
残念ながらどの教科でも「天守閣の上層部」ではなく
「石垣部分を固めるに過ぎない部類」に属するゆえの
ある意味「卑屈な疎外感(・・?)」をうっすらと感じてしまいがちな
ひねくれものの私などは、
先生方に対して少なからず「壁」を感じてしまいやすいのだが、
音楽や芸術・体育系の先生方は往々にして
「自分の好きなこと」を職業にできている充実感と、
主要4教科と違って成績を上げなくてはならない悲壮間違い使命感や
保護者からの様々な圧迫(・・・・・・)もあまり無いからか、
どの学校に行っても
気さくで話しかけやすい方が多いように(あくまでも個人的な感想。)
感じられます。
このバンドの先生も「ゲージツ部門の先生がた」の類に違わず、
まるで太陽のように明るくて
非常に近寄りやすいオーラをまとった方でした。
話しに行ったら、
パソコン内に入っている次男の演奏録音部分を見せてくださり、
『フルートを始めて1ヶ月で随分他の生徒にも追いついてきたので、
登校後の朝10−15分程度、ここに私がいるので
毎日練習しに来てくれてもいいですよ、
よければ自宅でのチューターも紹介できます。』
と教えてくださいました。
音楽、特にクラシック系にはほぼ興味ナッシング!・・・な次男なので、
来年度、ミドルからの選択音楽クラスは
1。彼の万年初級バイオリン技術での「弦楽器オーケストラ」にするべきか、
それともいっその事、
2。新しくチャレンジするフルートでの「楽しげなバンド!」に転向すべきか、
悩むところです。
(既に次男用のゴンのお古バイオリンがもう一艇あるので
金銭的には弦楽器に偏りがちではあるが・・・)
何においても最低でも十年以上は続けないと、
葉も花も実もつきませんから!!!
だがしかし〜・・・
「ゲージツ」部門でご飯食べていけるような
才能も能力も努力する気も持ち合わせていない子が、
たとえ何年続けても「超トーシロー」の域を出ることはないわけで・・・。
それでも、
この先どんな僻地へ飛ばされるかも分からない父親を持つキッズとしては、
音符ほどに「全世界共通語」として通用するものもないわけで。。。
これがもし、
「スポーツ万能」(特にバスケ&サッカー等のチームスポーツ)な子供達であれば、
今日にでもさっさと音楽を止めたところで全く差し支えないのだが、
残念ながら運動が超苦手な子供たちに育ってしまったがために、
他に「全世界共通」でどこに行っても誰とでも一緒にできる事が無いために、
消去法で
やっぱ楽器・・?・・・みたいな感じに落ち着いて、
下手を承知で、現在に至る。
↑
この部分、もう何年もぐるぐると同じところを廻っては
ふみとどまり、また廻り廻るので
議論にほぼ進歩なし。(;^_^A
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下手なりにも自身が音楽を楽しんでいる長男はともかく、
いろんな意味で突拍子もない次男なので、
どの道を進ませる方が本人にとって良いものか、
いろいろ考えてしまう母なのでした。
関係ないけど「カルテット」最終回が
楽しみだぁ♪