先月、1月14日に行われました「六本木サテンドール」でのライブの様子を友達がY-tubeにアップしてくれました。

「Amazing Grace(アメイジング グレイス)です。

反省点はあるものの、私の好きな曲の一つでもあり、知り合いからのリクエストという事で歌わせていただきました。

もともと作曲者ははっきりしてなく、スコットランド民謡などがベースになっていると言われています。

作詞者は当時のドル箱ビジネスだった「奴隷人身売買」で巨万の富を築いたといわれるイギリス出身の白人男性です。

後に懺悔、神への感謝の念を書いたという内容の歌詞です。


当時、黒人は家畜以下の扱いで捉えられ、輸送船に詰め込まれました。

暴動を起こされないように手足を楔に繋がれて身動きできない状態で、垂れ流し、食べ物は繋がれたまま口に放り込まれるものの乾パンと水飲み、満杯で換気装置のない船内という最悪の環境。

感染症や脱水症状を起こして亡くなった人は勿論、到着まで生き延びられないと思う人はどんどんと海に投げ捨てられるという扱いだったんですよね。

輸送船内の半数近くは生きてアメリカに到着できなかったようです。

そんな中で、彼も富を蓄えたわけですが、のちに自身の罪を悔いて牧師になり書いた詞だという事です。

何故、彼が懺悔の境地に至ったかというと。。

いつものように拉致した黒人船の輸送中に嵐に遭遇し、船が浸水し死を覚悟しました。
その時、名ばかりのクリスチャンだった彼は生まれて初めて真剣に祈ったそうで、すると船内の家具が揺れた拍子に浸水口をふさぎ一命をとりとめるという奇跡が起きたそうです。

その時以来、彼は神を信じるようになり、享楽的な生活を控え、数年後に奴隷貿易船から降りて牧師になりました。

何だか、彼が懺悔で許されたのかどうかが疑問ではありますが、懺悔で許されたと思った時には感謝の感情たっぷりに入る歌詞ではありますニコニコあせる

人間、懺悔したい事の1つや2つ誰でもあるものだとは思いますよね。。。

奴隷船の様子、当時の黒人の様子を知りたければ「ルーツ」は良いと思います。
これを見た数日は、鮮烈だったので何日も頭から離れませんでした。

最近「マンディンゴ」というDVDもあるようですが、これは本当に過激だそうで、見るときは要注意だそうですよビックリマーク

あまり、子供には見せたくない内容みたいです、いろいろな意味で。。。
因みに「マンディンゴ」は”松坂牛”みたいに、ブランドとされた黒人の種類です。

そんなわけで、作詞者の懺悔の末、救われたと思って感謝の念を書いた作詞内容です。 



歌詞大意[編集]

驚くべき恵み(なんと甘美な響きよ)
私のように悲惨な者を救って下さった。
かつては迷ったが、今は見つけられ、
かつては盲目であったが、今は見える。


神の恵みが私の心に恐れることを教えた。
そしてこれらの恵みが恐れから開放した
どれほどすばらしい恵みが現れただろうか、
私が最初に信じた時に。


多くの危険、苦しみと誘惑を乗り越え、
私はすでにたどり着いた。
この恵みがここまで私を無事に導いた。
だから、恵みが私を家に導くだろう。


そこに着いて一万年経った時、
太陽のように輝きながら
日の限り神への讃美を歌う。
初めて歌った時と同じように。

英語の歌詞[編集]

Amazing grace!(how sweet the sound)
That saved a wretch like me!
I once was lost but now am found
Was blind, but now I see.


'Twas grace that taught my heart to fear.
And grace those fear relieved;
How precious did that grace appear,
The hour I first believed.


Through many dangers, toils and snares.
I have already come;
'Tis grace has brought me safe thus far,
And grace will lead me home.


When we've been there ten thousand years,
Bright shining as the sun,
We've no less days to sing God's praise
Then when we first begun