初演というのは
何もない所から
作りはじめるワケで
それはそれは
作り手本人にも
想像がつかない程の
生みの苦労や不安が
襲ってくる…はず
その完成形はまだ誰も…
もっと言ったら
作家本人も
見た事がないんだから
その心労は
半端ないんだろうな
だからね
クリエーターの名前が
スタッフ名の
クレジットの中でも先に
表記されている
んだそうです
作家のビジョンを
実際の形にしていく
その間出演者もね
なんとか
作家の思いを
表現したい
汲み取りたいと
こーかなぁ
それとも
こんな感じかなぁと
試行錯誤を
繰り返します
それは
お芝居や
そのシーンの居方
そしてメーク
衣裳
小道具にいたるまで
まずは
自分なりの
イメージを膨らませ
稽古を重ねています
いや結構
無責任な
イメージですよ
こんなだったら
素敵かなぁとか
こんな衣裳
だったらいぃなぁ…
とかね
このドレスはね
ロイホ初演から
着ているのですが
実は
私の私物…というか
作った…というか
土台はあったんです
それに
リボンやら
キラキラしたモノを
付けたら
なかなかいぃかもっ
てなってね
あまりドレスドレス
してなくでも
華やかにゴージャスに
そして
ホストクラブに
行く様な
余裕のある女性は
大好きなホストに
会いに行く
とっておきの日には
これぐらい
おしゃれ
するんじゃないかなぁって
私のイメージを
形にしたら
こうなったんです
エレガントを意識して
ロングドレス
ソファに座るしね
でも
ルイの
チャーミングな面も
意識して
ちょっと
脚を見える様に
そー
演出家から
サングラスを外して
バサッ~と
髪をゆらす
イメージと
言われた事も
大きかったです
だから
イイ女風でもなくちゃ
いけないでしょ
この衣裳
意外と
インパクトがあるのか
皆さんの
記憶に残っているみたい
今回の衣裳合わせでも
豪さま
(藤浦功一さん)に
「おっ懐かしい~」と
言ってもらったり
女性キャストの方々にも
「これ好き」と
言ってもらえました
だから
今回も絶対
どこかで着たくって
ただね
この衣裳の難点があって
体のラインが
もろ出る
恐怖ですね
前回は
社歌もなかったから
「パ~ラダ~イス」
の時には
裏に
この着にくい衣裳に着替え
スタンバイしていなきゃ
いけなくて
バタバタでした
そりゃそんなに
慌てて出たら
ワイングラス持つ手も
震えますって
素敵な社歌バンザイ