長女に暴行しけがを負わせたとして、兵庫県警三田署は11日、傷害容疑で秋田県小坂町の寺本浩子容疑者(26)を逮捕した。長女は夫と前妻の子で、暴行から約5カ月後に5歳で死亡。同署は日常的な虐待があったとみて調べている。
 逮捕容疑は昨年6月24日ごろ、当時住んでいた兵庫県三田市のマンション自宅で長女に暴行、顔などにけがを負わせた疑い。容疑を認めているという。
 県川西こども家庭センター(児童相談所)は昨年6月、関係者から通報を受け、約1カ月間にわたり長女を保護。その後長女は自宅に戻った。
 同署によると、寺本容疑者は昨年11月24日、自宅ベランダで長女が転んだとして119番。神戸市内の病院に意識不明の状態で運ばれたが、長女は5日後に死亡。同病院の医師が「虐待の疑いがある」と同署に通報したという。 

【関連ニュース】
虐待死の男児、昨年10月入院=頭にけが、問題発覚後
児童虐待も匿名通報=2月から対象を拡大
「学校の感度低い」=児童虐待死事件で
小2、エアガンで目に重傷=発射の小6男児を送致
5月に別の寺でぼや騒ぎ=古刹放火の10歳男児

<両堂記>東大寺二月堂全焼時の様子、詳細に 奈良博で公開(毎日新聞)
広島の無人島落札者、隣島の運送業者だった(読売新聞)
山崎前副総裁 自民党で活動継続の意向固める(毎日新聞)
政治主導確立法案を閣議決定(産経新聞)
<原口総務相>各省の会見内容 行政評価の対象に(毎日新聞)