女子プロ野球
ティアラカップ岐阜大会
1回戦第1試合
長良川球場
レイア対京都フローラ
結果は1-5で京都フローラの勝ち。
トップチームの意地を見せた。
レイアは3球団選抜との試合からのいい流れに乗ることが出来ず。
ちなみにレイアの試合を初観戦。
まずは投手陣の雑感から。
フローラの先発は小西美加投手。
勝利投手。
5回1/3、被安打3、1四球、1失点。
奪三振1、投球数60。max.120km/h
相変わらずの立ち上がり。
高めに浮いた球を痛打される。
しかし2回以降は真っ直ぐと変化球を上手く織り混ぜ、レイア打線に的を絞らせない老獪なピッチング。
格の違いを見せつけた。
出来れば、初回からこのピッチングを見たかった。
2番手は塩谷投手。
ホールドを記録。
2/3回、被安打1、無四球、無失点。
投球数7。max.115km/h
代わりばなにいきなり二塁打を打たれ、大丈夫か?
と思ってしまったが、後続をしっかり打ち取り、無失点。
ようやく調子が戻ってきたか?
3番手、矢野投手。
1回、被安打1、無四球、無失点。
投球数14。max.115km/h
内容としてはまずまず。
しかし何度も書くが、真っ直ぐの球速が上がって来ないのが気になる。
上がらないのか、上げれないのか?
対してレイア。
先発は古谷投手。
敗戦投手。
5回2/3、被安打9、5四球、4失点。
投球数104。max.119km/h
初回~3回までに1点ずつ取られ、3失点。
特に同点に追い付いてもらった次の回である2回表に、味方のエラーが絡んだとはいえ、失点してしまうのはいただけない。
全般的にストライクとボールがはっきりしており、特に変化球が入らない印象。
また、5回以降、球速が落ちたのも気になる点。
3球団選抜戦、トライアルゲーム制度適用の6/11のアストライア対フローラでの
フローラに対しての投球と比較すると、一番悪かったように思う。
よく4失点で収まった印象。
2番手は松谷投手。
1回1/3、被安打1、3四死球、1失点。
投球数34。max.117km/h
真っ直ぐの威力は充分。
ただ、右打者のインコースに抜けてしまうことも多々見られる。
変化球に関しても同様。
もう少しコントロールが安定してくると面白いと思う。
次に気になる点。
・レイア打線に関して。
初回、小西美加投手の高めの球をしっかりと打っていたが、2回以降は小西投手の投球術に嵌まってしまった感じ。
ベンチワークでもう少しなんとかならなかったか?
・レイアの守備に関して
ライトに左投げの前田選手が入っていたので、投げる体勢的にライトゴロが狙いにくいように思う。
レイアのショート、吉田選手。
好プレーも見られたが、2回のエラーや6回のショートゴロ、これはこぼしていなければ、ダブルプレーでチェンジ。
その後のダメ押し点を取られなかったので、このあたりは頑張って欲しい。
セカンドの村松選手。
本職は捕手だが器用にセカンドをこなしていた。
対してフローラ打線。
安打10本、四死球8もありながら、5得点では物足りない。
残塁10がこの状態を物語る。
特に走塁面でのミスが目立った。
2回表のショートゴロでの2走の3塁タッチアウトや4回表のセンター前ヒットからの2走の本塁憤死など。
元々、打撃力そのものは低いだけに、こういうところをキチッとやらないと、厳しいのではないか?
後、岩見選手の負傷交代。
自打球を顔に当ててしまった様子。
(小西美加投手のblogには目に当たったとのこと)
フローラ不動のショートであり、打撃も今季、調子がいいだけに怪我が長引かなければいいなと思う。