コンビニATMの無料化 | すたぶろ

コンビニATMの無料化


ATM
コンビニATM(現金自動預払機)の

利用手数料無料化が頻繁になってきてます。

従来、1回につき日中105円の、18時以降の

夜間には210円の利用手数料を支払ってきたんだけど

ここで疑問はてなマーク

今って、どこのコンビニもATM手数料の無料化がお盛んビックリマーク

どうして無料化に走ってるのか!?

今日は真面目な話だなぁ・・・ネタ無いのかなぁ・・・


最大のポイントは不良債権処理から脱却したメガバンクが

上げた高収益に対して社会的な批判があることアップ


批判をかわすには、何らかのサービス向上策を打ち出す必要がある

そこで登場なのがATMの利用手数料をゼロ

手数料を無料化するにあたって銀行は大きな手間はかからない。


コンビニATMは、自身が銀行であるセブン銀行を除けば、

手数料の決定権限を有する幹事銀行を1台ごとに設けている。

つまり、銀行の多くはメガバンクであり、手数料水準を自ら決定する!!


最大のATMネットワークであるセブン銀行の場合、

利用手数料は提携銀行が決定する方式になっている。

ここもメガバンクが独自に無料化を決定できる。


コンビニATMを自行客が利用した場合、利用者の手数料はゼロでも

銀行は業者間手数料を支払わなければならない。

これがサービスを無料化する銀行が負うコストビックリマーク


実を言うとこのコストは、銀行が自前の無人店舗(店舗外ATM)を

設置する場合と比べると、はるかに安い!


都心部で無人店舗を新設するには、土地の確保(賃貸)と

ATM設置・運用のために、莫大なイニシャルコストとランニングコスト

メンテナンスコスト、セキュリティコストを費やす。


でもATM一台あたりのコストを償却するのは安易ではなく

広告効果ではあまりにも説得力に欠ける


その点、コンビニATMはイニシャルコストはかからない。

メンテナンスやセキュリティコストも発生しない。

必要なのは業者間手数料だけであり、コストを明確化でき

手数料をゼロにしても余りあるほどのメリットが銀行にはある合格


支店のATMコーナーよりもコンビニのほうが空いているので、

そちらにどうぞ」と誘導すれば、かえって、「サービスが良くなった」と

評価を高めることが出来る。


今後、さまざまなサービスの展開が期待できるコンビニATM指

自身のATMコーナーを潰して、コンビニATMにシフトするんじゃないか!?

っていう声もでそうだけど・・・


コンビニATM銀行ATMの間には2つの相違点があるm i n t


コンビニATMは預金通帳が使えないし、硬貨の出し入れもできない。

この2点は、振り込みや入金の記帳が欠かせない中小零細企業や

硬貨による決済が付随する自営の小売店などにとって、大きなデメリットになってくる


でも「おサイフケータイ」が浸透してる現在、これからのコンビニATMは僕らの中でも

進化していって欲しいものである。


あ”ぁー真面目な話しちゃったなー