猿田彦神社(山ノ内庚申)さるたひこじんじゃ やまのうちこうしん)
 
神紋
神紋は「括り猿(くくりざる)。
左よりメインの神紋「神鏡に三つ盛括り猿(しんきょうにみつもりくくりざる)」。
中央は瓦に刻まれる「三つ括り猿(みっつくくりざる)」。
右は提灯などで見られる「尻合わせ三つ括り猿(しりあわせみっつくくりざる)」(通常とは左右反転)」。
 
猿田彦神社
祀神は猿田彦大神。
「庚申さん」「庚申猿田彦神社」と呼ばれる他、「山ノ内庚申」とも呼ばれ、京洛三庚申の一つ(八坂の庚申堂、粟田口庚申堂)。
元々は道祖神を祀っていたが後世に猿田彦を祀るようになる(道祖神が猿田彦化するのはよくある)。
社殿は明治になってから現在地に移動。それまでは安井村に鎮座していた。
因みに安井村には縁切りで有名な「安井金比羅」もあった。
現在地に移動後、山王神社(山ノ内)の御旅所になる。
 
白猿立像神像?
庚申碑
 
普段は無人であり、朱印は山ノ内山王神社にて頂けます。通常は猿田彦神社の扁額を象ったハンコが押されます。
「初庚申」などの神事の際は猿田彦神社の社務所に書き手さんがおられますのでその際は手書きの朱印も頂けます。
 
朱印
山ノ内山王神社で頂ける通常朱印
 
朱印
「初庚申」などの神事で頂ける朱印