「運命の人」をつかむための英会話レッスン! #3 | 結婚情報サービス現役マッチメーカーの奮闘記ブログ

「運命の人」をつかむための英会話レッスン! #3

東京マッチメーカー


Lesson 3: Ask to repeat (聞き返す)

Useful & Easy English Phrases」の第三弾は、英会話初級者であれば誰しもが経験する「相手の言ったことが理解できなかったから、もう一度言ってほしい・・・」といったシチュエーションで使えるシンプルな言いまわしについて考えてみましょう。

たとえば文章にすると「Please repeat it one more time. (もう一度繰り返してください)」という風に少々かしこまった言いまわしも、少し単語やイントネーション、表情を変えることでもう少しシンプル且つ相手に不快な印象を与えずに聞き返すことができます。

<イントネーション>

I’m sorry?」「Pardon?」などは良く使われるフレーズです。

どちらかというと「ごめんなさい。もう一度繰り返してもらえますか?」といった謝りながら聞き返すニュアンスを含んだ言いまわしになります。短いシンプルなフレーズですが、どちらかというと丁寧な聞き返し方と考えてよいでしょう。

ただ、気をつけなければいけないのはイントネーションと表情です。語尾を上げる、質問をするかたちでフレーズを使うことが重要になります。

反対に抑揚をつけない、語尾をさげる、といったイントネーションだと全く同じフレーズもただ「ごめんなさい。」「すいません。」といった「謝る」という意味合いだけになってしまいます。

*語尾を上げた場合:

A: I went to Italy last year.(去年はイタリアへ行ったんですよ)

B: I’m sorry? (え?)

A: I went to Italy. (イタリアへ行ったんです)

B: Really? Wonderful! (本当ですか?素敵ですね!)

*抑揚をつけずに平坦なイントネーションを使った場合:

A: I went to Italy last year. (去年はイタリアへ行ったんですよ)

B: I’m sorry. (すいません)

A: ??? What happened? (どうかしたの?)

B: ??? (?)

ちなみに同じような「すいません」という意味合いを持つフレーズ「Excuse me」に関しては少し注意が必要です。I’m sorryと同じように語尾を上げて質問するかたちで聞き返すと、多少ネガティブな「今、なんておっしゃいました?」というニュアンスで伝わる場合もあるので使い方に慣れるまでは避けたほうが無難なフレーズかもしれませんね。

<表情>

イントネーションと同じように表情も重要なポイントです。

「聞き取れなかったので、もう一度言ってください」といった意味合いで使う場合には目を見開いて「え?何ですか?」という風に相手が意図を読み取りやすい表情を作ることも必要になります。

ここで万が一、眉間にシワを寄せて同じように「I’m sorry?」と聞き返してしまうと「何をおっしゃっているんですか?」というとてもネガティブで不快感を持ったニュアンスで相手に伝わってしまいます。気をつけましょう。

*この「I’m sorry.」に関してはもう一点、ご参考までに・・・。

フレーズの頭の部分(I’m)にアクセントを置き、後ろの部分(sorry)をゆっくり発話すると「それは残念ですね。あ~そうだったんですか(同情)。」場合によっては「ご愁傷様です。」という意味合いでも使うことができます。

A: I broke my finger.(指を骨折しちゃったんだ)

B: I’m sorry…(まあ、そうだったの・・・)

A: Yeah. I fell down the stairs.(うん、階段から落ちちゃってね)

B: I’m sorry?(え、何?)

A: I fell down the stairs.(階段から落ちたんだよ)

イントネーションと表情一つで相手に伝わるニュアンスが変わってくる・・・特に相手の言った言葉を理解できなかった際に聞き返したり、繰り返しをお願いする場合にはできるだけ失礼のないようにしたいものですね。

相手を不快にさせない聞き返し方をマスターするのに必要なものは、難しく洗練された単語を覚えることではなく、シンプルなフレーズをいかにシチュエーションにあわせて使いこなすか、にかかってくるのかもしれませんね。