こんにちは。
手作り石けんデザイン研究所のさとこです。
子供と一緒にMP石けん(グリセリンソープ)を作るとき、
・石けんベースを切るとき、手を切らないように。
・石けんベースを加熱中、または型に入れて固まる前、やけどをしないように。
この2つだけは気をつけましょう、という記事を書きました。
今日は、溶けて熱い石けんベースをどう扱うか、というお話です。
1.あまり高温にしない
石けんベースは約60度で溶けます。
電子レンジで溶かすにしろ、湯煎や電熱器で溶かすにしろ、必要以上に熱くしないことが、事故防止への第1歩です。
2.大人が型に入れる
いちばん安全なのは、やっぱり大人がやってあげること。
お子さんが小さくて、手の力が弱いような時期は、大人が型に入れてあげた方がいいでしょう。
小学校や幼稚園など、大人数で作るときもそうですね。
いつもと違う雰囲気に、はしゃいでこぼすような子が、絶対いますから…。
(参考)ソウル郊外のクァチョン科学館で、牛乳石けんを作ったときの様子
(当時息子は小3、娘は年中)
3.子供に入れさせる
小学生くらいのお子さんなら、自分で入れたほうが断然楽しいです。
1個分くらいずつ牛乳パックや紙コップに取って、もしこぼしてしまっても影響が最低限になるようにしておきましょう。
↑家で石けんを作る娘、当時小2。
★もし溶けたベースをこぼしてしまったら…
肌についてしまったら、すぐに水などで冷やしましょう。
冷やせばベースは固まるので、簡単にはがせます。
苛性ソーダのように肌を溶かしていくものではないので、あわてずに、とにかく冷やしましょう。
その後、薬をつけたり、やけどがひどいようなら病院に行ってください。
服や机、床などについてしまったときも、むやみに拭いたりせず、固まるまで待ってからはがして、水拭き。
ぬるぬるしているようなら、エタノールをスプレーして拭き取れば、きれいになります。
↑私も、こぼしたことあります…^^;
くれぐれも安全には気をつけて、楽しい手作り石けんの時間にしましょうね^^