以前から、このブログでは
「人脈の大切さ」について何度か書いてきました。

技術はその気になれば短期間でも身につけられる。
でも人脈を築くには時間がかかる。
だから人脈作りは少しでも早くから
始めておいた方が良いということです。

今日はもうひとつ、特に「デザイナー」として
短期間では身につけられないものの一つとして
「感性」のお話を。。。

デザイナーになろうとお考えの方は
少なからず最初から、ある種の高い「感性」を
持っている人が多いかと思います。
でも感性は磨き続けなければ錆びてしまいますよ。
すくなくてもそれで仕事をしようと思うなら
貴方の感性をもっともっと磨くべきです。

「感性」とは、簡単に言ってしまうと
「印象を受け入れる能力」です。

これを更に磨くには、
とにかく、良いものをたくさん見聞きして感動し、
その感動を何かの形で表現してみることを繰り返す。
これが一番だと思います。

吸収するだけではなく、自分の中で消化して吐き出す。
この吐き出す部分こそが、
デザイナーとしての腕の見せ所です。

この循環が上手くいかないと、デザイナーは
脳みその切り売り状態になってしまいます。

この状態が続くととても辛い・・・(×_×;)

吸収して吐き出す

このデザイナーの新陳代謝ともいえる行為を
絶やさず続けていくことで
貴方の感性が磨かれていきます。

街のポスターに目を留める
道端でひっそり咲く花をけなげだと思う
雨上がりの緑の美しさに感動する
恋人の、ふとしたしぐさを美しいと思う

その気持ちをどんな形で表現しますか?

貴方が感じたものを表現できるのは
貴方だけです。