大学院に入ってビックリしたこと。
ありとあらゆることに、教授から理由を求められたこと。
教授の口癖は
「何でや?(それは何故なのですか?)」であり、
「何故、その仮説を考えたのか?
過去の論文では、こうだ、というけど、
その論文で根拠としていることは、本当なのか?」
あらゆることに疑問を抱き、自分の出した実験の結果でさえも、本当か?と
まずは疑いの目を持ち、あらゆることに理由づけが出来るか、考えながら、一つ一つ思考の歩みを進める、ことが習慣になった。
それは、大学院の研究だけにとどまらない。
普段の生活や、医者の仕事でも、常に疑問を持つようになった。
しかし、困ったことは、
自分が考えて、納得できないことは、必ず発言したり、納得いくように行動するようになってしまったこと。
疑問を持たずに、これはこういうものだからって、みんなの思うルールに従うのが、当たり前になっている
日本の社会では、なんだかやりにくい、って以前にも増して感じるようになったことですね。
今から考えると、一生を大学で、研究しながら暮らしていくことが、自分の生き方と信じていた僕にとって、
人生の方向も、大学院に行ったことで、大きく変わりましたね。
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