ラジオガールからのギフト | Commentarii de AKB Ameba版

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AKBとかその周辺とか

よにこも! 第17回

 よにこも! は、コーナーも順調で、すっかり安定したみたい。破綻もなければサプライズもない、落ち着いて楽しく聞ける番組。

 そう思って聞いていた。

 第17回、放送日の7月26日は秋元(オ)の誕生日。
 佐藤(亜)が、まだAKBのメンバーではなくヲタだった頃に見た、秋元(オ)の思い出を語って一曲。

今回はね、亜美菜が選ぶ、才加ちゃんと言えば、という曲をね、かけたいと思うんですけども

 なんだろ、ひまわり前だからK2かK3かな?

 と思ってたら流れた、こののイントロ。

 運転中だったんだけど、あまりの不意打ちに涙腺がちょっとゆるんだぞ。

 イントロにつづいて最初に聞こえてくる澄んだその声が「才加ちゃん」のそれじゃないのは、佐藤(亜)、君が一番よく知っているはずだろ? 

 あの声は、君が研究生としてはじめてシアターのステージに立ったときに、押しも押されもしない、AKBのエースだった彼女の声だ。そう、君が小さな声で「尊敬している」とつぶやく、彼女。

 AKBの記録にはくっきりとその人の名が刻まれている。AKBは「不都合な人物」の名前を抹殺したローマ帝国やソ連とは違うのだ。
 でもその人の名や姿は、人々の目につかないように、注意深く避けられている。それくらいのソフトな規制を、アイドルグループであるAKBはかけざるを得ない。それは仕方のないことなのだろう。

 だからこの曲がANNでかかることは恐らく決してない。
 それどころか、なんしろ一度はカイシャ同士が法的に対立した経緯もあったくらいだから、いまやメディア界で強大なパワーを有することになったAKBをはばかって、どこの局もその人が歌うこの曲を電波に乗せようとはしないだろう(もちろんAKB側がそれを要求しているわけではない。そうではないが、局側がAKBの胸中を忖度して自主的にそのように振る舞う。ホントに大きな力を持っているところは「要求」などはしない。大人のビジネスとはそういうもの)。
 
 でも、佐藤(亜)、君のラジオは違うんだね。
 君の番組は、君が愛する曲を流す。それでいいんだ。
 
 才加ちゃんを生ではじめた見たときの曲。

 どんなに道が違ってしまっても、大事な人とはぐれてしまっても、
 いつかまた出会える。見上げる空は、同じ空。
 そんな希望を歌う曲。

 明日は明日の君が生まれる


 ラジオガール、素晴らしい曲をありがとう。