PARTYが始まるよ | Commentarii de AKB Ameba版

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PARTYが始まるよ

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 いわずと知れたA1セットリスト最初の曲。全てはここから始まった。
 これからとっても楽しいことが始まるよ、と聞く人をワクワクさせるために作られた特別な歌。
 余談だけど、歌い始めの前列7人のセンターポジションにいるのは…中西里菜…sigh。
 連歌で言えば発句。座のひとびとに挨拶をすると同時に、場の空気を整えるために、とびきりめでたくなくてはいけない。

PARTY!/すべてを忘れて!
PARTY!/体 動かしちゃえ!
PARTY!/さあ楽しみましょう!
PARTY!/夜はこれからだよ!

 みごとなほど歌詞には内容がない。
 でもこの歌ははそれでいいのだ。おめでたいご挨拶なのだから。ハッピーでキャッチーならば、それで十分。さあ君はこのパーティーが楽しめるかな?
 楽しむコツはいろいろあるけど、その一つはやはり、

何を照れてるの/Stand up!
今はやるしかないわ/お馬鹿になって!

 ということでしょうね。 

 ところで、このパーティーってそもそも何だろう。
 もちろん「いかしたMUSICとノリノリのダンスで」楽しむ、時間のない楽園なんだけど、もっと本質的なこは、当たり前だけど人と人が出会う時間・空間ってことだと思う。
 MUSICやダンスのないパーティーなんかいくらでもあるけど人々が集わないパーティーなんてあり得ないもんね。最近ではみんんが集まって「オバマの野郎ぶっつぶしてやろうぜ!」っていう「ティーパーティー」もあったくらい。

 かくして秋元康主催・企画・演出のパーティーは始まった。
 彼はたくさんの人を集めて、何をやらかしたかったのだろう?

 秋元といえばおニャン子クラブなわけだが、彼に言わせればあれは「共同作業」だったとのこと。年齢やキャリア、企画のバックボーンを考えれば、あの当時の秋元がフリーハンドを握ることは、まあ不可能であったろうことは想像に難くない。
 あのパーティーは、秋元にとってさまざまなやり残しが手つかずのまま、最終的には「嫁さん選び企画」という形でお開きを迎えた。
 前回やり残したあれやこれやを、今度のパーティーで彼は思う存分に披露してくれることになる。
 呼ばれたお客もまた、それを思う存分楽しめばいい。ちょっとお馬鹿にになって。
 でもチケットがちょっと高いんだけどね。
 
 ps.
 S1を見た。A1に比べて動きがキレキレ(特に松井J)でワロタ。