みんなの知らない歯医者さん
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意識の高い歯科医院

 今回は、

『歯医者さんが患者様のことを、

日々どのように思っているか』を

感じることができたお話を書きたいと思います。




普段は自分のデスクに向かって、ずっと歯を作っている仕事なのですが、

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 歯の色と言うのは、人それぞれ十人十色で

たくさんの色の組み合わせがあります。

それらの色を表現するにはどうしているのか・・・


私は先生の要望で、得意先の歯科医院さんまで足を運び

作る歯の色を実際に見せてもらう『色見』(シェードテイキング)と

言うものをさせて頂くことがあります。




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普段は、先生やスタッフの方が写真を撮って

型取りをした模型と一緒に画像を送って頂き

それを見ながら差し歯などを作るのですが、

精密に色や形、それに患者様の要望などをより細かく再現するには

直接、患者様にお会いして

『顔に対する歯の見え方』、『笑顔』を観察して

『「白い歯にして欲しい」などの要望』などを把握することが

とても重要な作業になります。


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そんな色見の際には、

患者様と接することfができると言うことのほかに

もう一つ、重要な要素が含まれています。


それは・・・



先生やスタッフの方とのコミュニケーションなのです。



普段、宅配便などを利用していると

電話やFAXだけのやりとりになってしまいがちになってしまいます。

それだけではなかなかコミュニケーションがとれず、

うまく情報交換ができない・・・


結果、間違った解釈をしてしまうことがおこってしまいます・・・



しかし、顔を合わせていろんな話ができれば、

おのずと考えや思いは通じ合い、

『もうちょっと・・・』や『ほんの少し』などの

ニュアンスを理解できる気がします。




けれど、それ以外にももう一つ

歯科医院に隠された、とても重要な思いや願いを

見つけることができるのです。


それは、院長先生がスタッフにむけて書いた手紙でした・・・




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私は壁に貼られたこの手紙を見て本当に感動しました。

歯医者さんは一般的なイメージでは

『怖い』、『痛い』、『行きたくない』

そんなイメージが多いと思います。


しかし、そんなイメーの中で、

少しでも満足して頂きたいと言う

院長先生の思い・・・


それらは、スタッフのみなさんの患者様への対応をみていれば

ちゃんと伝わっているんだなと感じる歯科医院でした。


そんな気持ちは、技工士である私たちも常に念頭に置き

先生やスタッフの皆さんと同じ気持ちで

患者様、一人一人に調和した歯を作り上げなければいけないと

実感しました。



このようなことを学ばせて頂ける

歯医者の先生たちとチームを組めて

本当によかったと思う出来事でした。


私なら、こんな先生に治療してもらいたいですね にこ


























歯医者に行って幸せになりましょう♪

私は、白い歯を作るときに

歯科技工士と言う立場から、

歯医者さんのチェアーの横に立ち

患者様の歯の色を観察して写真に撮ることがあります。



出来るだけ、作り物だとわからないように・・・

よりリアルに・・・


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ある時、ふと思いました・・・


何のために・・・



もちろん患者様が失った歯を取り戻して、

ちゃんとご飯が食べれるように!



それだけではないですね?!


みんなと楽しくおしゃべりをするため・・・

素敵な声で歌を歌う・・・


何よりも・・・


口を大きく開けて笑うと言うこと!!


それらを満たすことが、

私たち、歯科技工士を含め歯科業界に携わる

みんなの役目なんだと・・・


では、なぜそれを求めるのか・・・




答えはすぐに出てきます!


『おいしく食べる』

『楽しく話す、歌う』

『思いっきり、笑う』



それら全部が『健康』であり



『幸せ』なのですから!!



だから歯医者さんに行って、

ちゃんと治療が終わったら、

いっぱい幸せになっていないといけません



その為に、私たちは日々がんばります!


がんばって、幸せをたくさん提供していきたいです。




でも悲しいかな・・・

ヒトって・・・



痛くなったり、失った後じゃないと・・・


その『当たり前の幸せ』

なかなか気づかないものなんですよね~・・・


それはまるで・・・


恋愛のように・・・





なんつって!(笑

私も早めに定期検診にい~こおっと・・・(^_^;)



注): 歯を大切にしていても、不慮の事故や病気で
   歯を失う方もおられます。
   そんな患者様にも、できるだけたくさんの幸せを
   提供できればと思っています。

  

歯ぎしりのお話 パート2

めちゃめちゃ久しぶりの更新です♪

別にさぼっていたわけではなくって、

僕の黒mac君がいきなり音信不通になり、

まさか...

まさかの初期化になってしまい

悲しみにうち震えていたからなんです。へこむ


しか~し


これを期に、僕の黒macくんを『Snow Leopard』にバージョンUP

HDも500GBに増設! 

BOOTCAMPでWINも7をインストール!!


PHOTOSHOPもCS5!!


最強です。


そして、


快適です。

極めて



快適です。


ま~そんなことはどうでもいいとして、


前回の話の続きを書きたいと思います。



『歯ぎしりは治さない!!』

この言葉には物議を醸(かも)し出すかもしれませんが、

私の今までの経験とつきあっているDrとの診断の一部だと

ご理解ください。



では、なぜ治さないのか?!


それは、歯ぎしりによる『ストレス発散説』を考えたからです。


こんな実験をご自分で経験された先生のお話を聞くことができました。



その先生は、かなりのブラキサー(歯ぎしりを行う人)で

歯は擦り減って平らな状態、そしていつも偏頭痛と顎の痛みに悩まされて

いました。


そしてある時、上顎と下顎を完全に固定してしまうナイトガードを作成して

歯ぎしりを完全に止めてしまおうと考えられたのです!



理論的には問題ない間違っていない治療法だと、

そのころの私も思っていました。



そして、その結果が現れました・・・



その先生の歯ぎしりはもちろん治まりましたが、

違う症状が現れたのです。


その症状は
・『眠れない・・・』
・『一日中イライラする・・・』
・『なぜかため息が多くなった』
・『肩こりが以前よりも悪化した・・・』
・etc...

もちろん個人差はあるでしょうし、これだけでは判断がつきません

が、しかし・・・



先生曰く、

『これはストレス性の精神障害に近い状態だと

おっしゃっていました。


そんな状態が長く続けれる分けもなく、

先生の上下固定式ナイトガードは、ゴミ箱の底に眠ってしまいました・・・

っと言うことは・・・

そうなんです!

下顎の動きを抑制しすぎては

いけないということなのです!!






それらの経験と、いくつもある文献を参考にして作られたのが、

中心位を基準とするスタビリゼーション型ナイトガードです。

ある程度自由に下顎を動かせてあげて、

・一番安静な位置で全部の歯が接触する位置。

・側方運動時では犬歯誘導で臼歯が離開して
 顎に負担をかけない形状。

・出来るだけ小さくて違和感の少ない大きさ、厚み。

そして上顎の歯を傷つけない材質
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もちろんこれらの形になるまでには、

たくさんの失敗もしてきました・・・

硬さ、大きさ、装着感、ガイドの角度、

そしてようやくたどり着いた形です。


もちろんまだまだ改良の余地はあると思いますが、

今は最良だと思っています。



そして、このナイトガードを制作し、

装着した先生の感想は・・・


『ナイトガードが無いと眠れない!』


おかげで、寝起きの偏頭痛や肩こりからも解放され

健康な状態を保てているようになったと

おっしゃられていました。



同じような症状でお悩みの患者様はたくさんおられると思います。

ナイトガードでの治療で100%それらが防げるとは言えませんが、

一度、かかりつけの歯医者さんに行って診断してみてもらってはと

思います。



更新が遅くなりましたが、またがんばって更新したいと思いますので、

お暇なときにでも読んでみてください。

                    dental japan やまけん






※このブログの内容は、私と私の信頼するDrとの  
長年の研究による見解で、すべての  
患者様に共通するものではありませんので  
1つの考え方としてとらえて頂きたいと思います。