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「田」俳句会のブログ

月刊俳誌「田」発行人、水田光雄主宰の俳句結社「田」のブログです。

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みなさま


 

9月28日の探勝の会は、東京都庭園美術館です。
 

□■ 第21回探勝の会のご案内


■



 

#開催日:9月28日(土)
#集合時間:午後1時
#集合場所: 東京都庭園美術館横(下の地図をご覧ください)
#投句数:嘱目10句

#投句締切:午後2時頃
※蚊がいそうなので気になる方は虫除けスプレーなどお持ちください
※芝生で句会をやるかもしれませんので敷物もお忘れなく


●交通
・JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分
・都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分


東京は百日紅が満開

 

千恵子記

 

8月の席題句会からほぼ1ヶ月ぶりの句会となったが、暑さは変わらず、今日も都心は猛暑日となった。

それでも句友は、有るか無しかの秋の気配を捉えて句に仕上げてくるのである。

こんな暑さでも、彼岸花のアスパラガスのような花芽がにょっきり出てきた。自然の暦は正確だ。

我々も暑さに負けずに頑張って行きましょう!


幸手市近辺の野葡萄

清水余人 報
 

朝夕の風に秋の気配を感じるようになりました。秋の蝶や蜻蛉が見られ、虫の音が聞かれるようになりました。北陸新幹線「つるぎ」に乗車。敦賀に遊びました。

能登半島地震から8か月。生活や文化・スポーツ面での前向きな取り組みが様々なされています。全壊した実家の禅寺は、秋彼岸以降ようやく公費解体の予定となりました。



●雲は秋

9月は空を見るのが楽しい。昨日は入道雲、今日は鰯雲、日替わりで雲が楽しめます。秋の夕焼に染まる鱗雲は美しくため息が出ます。


咄嗟の一枚! 県立図書館駐車場から見た鰯雲



●敦賀まつり

敦賀の象徴ともいえる越前一宮・気比神宮。遊行上人(海岸から砂を運び神宮の水の溜まった場所を埋め立てた「遊行の砂持」の故事)にも、芭蕉(中秋の名月を詠むため訪れた)にも、ゆかりある地です。4日、気比神宮の敦賀まつり山車巡行を間近に見ました。


巡行の山車(やま)


気比神宮・大鳥居の前に全6基の山車が勢揃い


旅姿の芭蕉像

台座には〈月清し遊行のもてる砂の上〉が刻まれています。また芭蕉像の横には「芭蕉翁月五句」が刻まれた巨大な句碑もあり、うち一句は〈名月や北国日和定なき〉。



●お帰りピアノ

金沢駅もてなしドーム地下広場のイベントに参加し、能登の親戚縁者と再会しました。


お帰りピアノのチラシ


絵付けしたピアノ、演奏後のハラミちゃん、能登の子どもたち



●朝露

草むらの朝露が奇麗なので屈むと、小さな秋の蝶が翅を休めています。草むらの虫の音を今年はじめて聞きました。


灸花(へくそかづら)に休むルリシジミ

朱雀記


 

今日は息子の通う小学校の始業式でした。

暑い暑いと言っているうちに、あっという間に夏休みが終わってしまった印象です。

命の危険を感じるほどの暑さに負けて、今年の夏休みはあまり外出できませんでした。

 

そんな中、七月には祖母の一周忌があり、山梨へ。

田誌にて廣瀬直人論を連載中ですが、直人の自宅の近くまで行くことが出来ました。

笛吹川沿いを車で走り、山梨の空気を体感してきました。

 

法事のあとは、桃狩り。

初めてでしたが、美味しい桃の見極め方を教わりつつ楽しみました。

 

 

八月には夫の実家へ帰省しました。

途中、「モビリティリゾートもてぎ」(旧・ツインリンクもてぎ)に立ち寄り、アスレチックを楽しみました。(夫と息子が)

 

 

20分ほど待っていると、汗をたくさんかいた夫と息子が戻ってきました。

結構難易度の高いアスレチックだったらしく、「ママは行かなくて正解だったよ」と言われました(笑)

 

最近、吟行をしたい気持が高まっているので、はやく涼しくなって欲しいです。

 

笠原小百合 記

原爆忌、終戦記念日が過ぎ、早稲の穂波が揺れる頃となりました。酷暑に明け暮れる毎日、遊歩人間の私もさすがに遠出はできず、鎮魂の8月は近場を散策し、静かに過ごしました。



●持明院の妙蓮

「ひとつの花に複数の蕾をつける多頭蓮」「花弁は1500~3000枚」「雄しべ・雌しべがなく実ができない」という珍しい蓮の花です。県の天然記念物で、室生犀星の童話『一茎二花』にも掲載。


約200株が生育している「妙蓮池」

弘法大師が渡唐した際、三蔵法師から蓮の種を貰ったと伝えられています。



●「平和の子ら」像

7月21日、「ピースデイ2024」がこの像の前で催されました。金沢市の犀川・森山町、両小学校の児童が折鶴を献納。「平和の子ら」の歌を演奏。私は16日、相棒犬の信玄と詣でました。


「平和の子ら」像

《忘れまい 広島・長崎を ふたたびつくるまい 被爆者を 核のない平和な世界を 子どもらに》と台座に記されています。



●鶴彬 川柳句碑

鶴彬は、昭和初期に反戦を貫いた川柳作家。かほく市高松の出身。獄中で29歳で亡くなりました。

ハンサムな青年が鶴彬を演じ、映画にもなりました。神山征二郎監督『鶴彬 こころの軌跡』のビデオを持っています。


〈暁を抱いて闇にゐる蕾〉の川柳句碑

ねんごろに手入され、周りには、草の実が零れ、実生の小さな紅葉が生えていました。



●木槿垣

8月の花の代表は木槿と思います。〈底紅の咲く隣にもまなむすめ 後藤夜半〉――この句を知ってから木槿の中でも底紅が特に好きになりました。美しく咲いている木槿を探して鶴来方面へ足を延ばし、ようやく見つけました。


青田の中の一画の畑に廻らされた木槿垣

車道すれすれに満開の底紅です。



木槿に張った蜘蛛の囲と女郎蜘蛛(ナガコガネグモ)

小雨のなか雨滴を鏤めた蜘蛛の囲と蜘蛛の美しさに見惚れました。



●小さい秋

金沢城址公園の濠端に見つけました。


溝萩に静止する赤蜻蛉


朱雀記

秋の到来と共に、地震、大雨、台風発生と警報の続く毎日となった。

本日の東京句会は、京橋を離れ日本橋でもディープな人形町、小伝馬町、堀留など古い町名の真っ只中にある、堀留区民館での開催となった。

広島、長崎の原爆忌が過ぎて、来週は終戦日である。本日の句会でも戦争にまつわる俳句が多く詠まれた。

主宰から――

この様な俳句を詠む時、実際の戦争を経験していない我々は、感情過多にならぬ様、表現は抑えて詠むことが大事。読み手が表現の奥底にある、感情(思い)を推しはかれるように作ること。

との事でした。

政治的な季語は人によって反応が様々なので詠み方は難しいが、それでも読み続けて行くことが大事。経験していないことであっても、先人の気持を推しはかりつつ作り続けていきましょう。



清水余人 報

 

晴れれば猛暑、降れば豪雨という大変な梅雨でした。お見舞い申し上げます。



●金沢競馬場

7月7日、「金沢競馬場で俳句を詠もう!」と超結社の「ウマ吟行会」に参加。競馬場には南風が吹き渡り梅雨最中とは思えない晴天。この日は、最も暑い時期の始まりという「小暑」、しかも猛暑日でした。金沢の会員は、ほぼ全員が初めての競馬場。競馬所の案内を受け馬券の買い方まで教えてもらい、楽しい吟行句会となりました。


第2レースは小百合さん協賛の冠レース。大画面に「ウマ吟行会来場記念」とコメントが流れます。画面の一句は〈馬の歩に砂のとりつく小暑かな 小百合〉


加賀の山並みと遠白山をバックに第2レースのゲート


砂塵を巻き上げ疾走する競走馬



●7月に拾う

この時季、紫陽花が終わり盛夏の植物に変わりつつあります。梅雨晴間にふらりと、兼六園、金沢城址を訪ねました。


兼六園、草取りの装い。被る日傘(傘帽子)、ポータブルミニ蚊遣、アイスパッド(ボディシート?)など完全装備。


金沢城址・城山の姥百合の群生。日陰であろうが、崩れそうな城壁の隅であろうが、逞しく咲きます。姥百合は種子でも増え、葉脈は他の百合とは異なります。


わが家に初めて咲いたカサブランカ。歳時記には姥百合もカサブランカも例句がほとんどありません。挑戦したいものです。


朱雀記
 

全くもって梅雨らしい愚図つく天気の今日この頃ですが、暦の上ではすでに、晩夏に差し掛かっています。

この季節感のズレはいつも悩みです。七夕やお盆は地方によって新旧が存在し、使い分けているのが実情です。

今日の句会で主宰は、七月に七夕の句を詠んでも構わない、とおっしゃいましたが、これは、季語の本意を捉えていれば、七夕や盂蘭盆の行事を新暦七月に詠んでも良い、という事だと思います。

温暖化の影響で季節の食べ物も出回る時期がどんどん前倒しになっています。季語に備わるその本意と、季節感については、先人の句を参考に身につけるしか無い、と思う今日の句会でした。

清水余人 報
 

22日、ようやく梅雨に入りました。植物の移ろいは早く、虫たちも活発に動いています。6月は地元の金沢、隣県の砺波、そして東京と、小走りながら初めての地への遊歩や吟行など得難い体験をしました。



●百万石薪能

6月1日、百万石行列の余韻醒め遣らぬ金沢城公園・三の丸広場にて、午後7時より開始。加賀宝生子ども塾の演技を皮切りに、百万石薪能の数々が披露されました。


菱櫓を背景に、広場いっぱいの観客を前にして仕舞(草紙洗)、狂言、能が演じられました。



●卯辰山花菖蒲園

兼六園の曲水の杜若を見損なったので、慌てて花菖蒲園へ。花菖蒲の初咲は紫紺の花です。100品種、約20万本の満開時は見事です。


早朝、純白の花菖蒲。



●兼六園・梅林の梅の実の収穫

金沢住民として初めて収穫作業を目の当たりにしました。梅林に近づくともう「コロコロころ」という音が響いています。「ころころという音につられてやって来た」という観光客(外国人も)が多く、私は記者から何度もインタビューを受けてしまいました。


実梅捥ぎには、梯子、ポリバケツ、大きな籠が必須用具。


バケツの梅の実を籠に移します。県内の100施設に贈られます。



●となみ夜高まつり

毎年6月、第2金曜土曜に開催されます。「IR あいの風」を利用して初めて見学しました。鮮やかな赤色が眼を惹く絢爛豪華な行燈。若者や子どもたちの「ヨイヤサー、ヨイヤサー」の掛け声とともに町を練り回る、高さ6メートルを越える夜高行燈。大行燈がぶつかり合う「突合せ」が見たく、2日目も砺波の町へ出かけました。


初日。行燈コンクール最優秀賞(砺波市長賞)。


行燈の喧嘩「突合せ」。真正面からのぶつかり合いを何度か繰り返します。


●皇居東御苑

これも初体験です。22日(土)探勝の会「皇居東御苑」吟行会に急遽、日帰り参加しました。梅雨入りした東京ですが「真夏」を感じる吟行を、御苑の緑風を浴びながら堪能しました。吟行記は後日、担当者により田誌に掲載されます。


朱雀記

 

6月22日の大分合同新聞に『由布久住』の記事が掲載されました!

 

「俳人・草子洗さん初の句集」の見出しが嬉しいです。

丁寧な取材により『由布久住』への草子洗さんの思いや句集タイトルの裏話が掲載されています。

「句の変化を感じてもらえたら」と語る草子洗さんの笑顔の写真が印象的です。

 

記事は有料になりますが、こちらにも掲載されています。

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2024/06/22/JDC2024052902103

 

草子洗さんのご活躍、刺激と励みになります。

『由布久住』がこれから世界へ羽ばたいていくのを近くで見られることがとても楽しみです。

 

(泰山木の花。高みを目指して)

 

笠原小百合 記